思ったことを「メモ」にとっておく

主に読んだ本の備忘録として「本の抜き書き」と「思ったこと」を書きつづり、さらに本以外のことでも「メモしたこと」、「考えたこと」についてつづっているブログ

「ビジネス書」好きのための健康本@『HEALTH HACKS!』


スポンサードリンク

■健康が大事なのはわかるんだけど・・・

最近、体長を崩すことがあり、健康について考えるようになりました。かなりの運動不足もあって、至る所に従来はなかった不具合が生じているのです。なんとかせんとなーって思っているのですが、「健康」というカテゴリーがデカいのと、そもそもあまり興味がないっていうのもあります。

■やはり、本から入る。

ボクは本が好きなので、健康本でいいのがあれば読んでみようとは思っておりました。そしたら健康本なのに「ビジネス書のコーナー」に平積みになっている 『HEALTH HACKS!』 をみかけました。さっそく手にとってぱらぱらとページをめくったところ、妙になじみのある言葉が並んでいるではないですか。そして出版社をみると「ディスカヴァー」だし。目次を見るだけでもかなりウケます。


HEALTH HACKS! ビジネスパーソンのためのサバイバル健康投資術

HEALTH HACKS! ビジネスパーソンのためのサバイバル健康投資術

■ビジネス書好きには楽しめる目次

全部ではありませんが、おもしろいなーと思ったところを書きぬきました。

1.健康の経済学

  • 健康で「年収アップ」を実現しよう
  • 道は開ける
  • 「金持ち父さん、貧乏父さん」の分かれ道
  • 急にやせ始めるにはワケがある
  • 健康で人を動かす
  • 体はジムに預けるな
  • 健康本はムチャを言う

2.7つの健康習慣--健康になるには原則があった!

  • 第1の習慣 主体性を発揮して健康を目指す
  • 第2の習慣 目的を持って健康習慣を始める
  • 第3の習慣 健康の重要事項を優先する
  • 第4の習慣 Win-Winを考えて健康を目指す
  • 第5の習慣 健康法を理解してから健康の女神に理解される
  • 第6の習慣 健康法で相乗効果を発揮する
  • 第7の習慣 健康のために刃を研ぐ
  • ラテラル・シンキングで、さあ健康に目覚めよう!

3.はじめての課長の健康教科書

  • 健康になるための「発見力」養成講座
  • 女性は「インディペンデントな生き方」をしたほうがよい?
  • 長寿の方程式
  • 夢をかなえる? すごい健康術
  • 頭のいい段取りの食事
  • 減量のチカラ
  • 地頭力を鍛えるカロリー推定
  • 心身を鍛える大人の健康ドリル
  • 健康は感情で動く
  • 頭がいい人、悪い人の水分の摂り方
  • お酒はフレームワークで考える
  • サプリメント情報のフォーカス・リーディング

4.「仕組み」健康術

  • 結局「仕組み」を作った人が続いている
  • 「1日30分」を続けないさい!<家庭用トレッドミル
  • 効率が10倍アップする野菜摂取法<ジューサー>
  • レバレッジ朝食術<ホームぺーカリー>
  • さあ、水に目覚めよう<浄水器
  • 「三欲追放」の仕組みを考える


5.「脳を活かす」健康法

  • 非常識な健康法?--コーヒー
  • 脳のための新しい戦略--DHA
  • 脳を活かすサプリメント--イチョウ葉エキス
  • 脳が教える1つの習慣--ポジティブであること


6.「モテる」健康法

おわりに

■未曾有の健康本かつビジネス書

もう、ビジネス書のパロディーのオンパレードです。何がパロディーなのか一冊ずつここに並べたいですが、ここにあげたものだけでも30冊以上になるのでやめときます(汗)。これを見て、ビジネス書のカテゴリにこの本がおいてある理由がわかりました。ある意味これも、健康本とベストセラービジネス書を組み合わせたブルーオーシャン戦略なのかなーと思ったりもしました。内容もディスカバーで出版している勝間本に親近感のある構成で、まとめもあってわかりやすい。実例!?も豊富です。ピックアップして取り込みやいです。

■ベストセラービジネス書は「共通言語」となる

これは、「ビジネス書」という「共通言語」をつかった健康本でもあります。だから、ここ数年のベストセラービジネス書を読んでいる人ならかなり親しみを持って健康についてのノウハウが得られるのではないかと思います。一方で、この本は著者のビジネス書の実践であり、応用・展開でもあるのかなーと考えました。これは本を実践するという面においても素晴らしいな〜と思いました。見習いたものです。

■何はともあれ自分の健康に活かす

さっそく、実践できそうなところからいろいろやってみようと思います。やはり自分なりの健康促進の「仕組み」づくりからですねー(^_^;)。