思ったことを「メモ」にとっておく

主に読んだ本の備忘録として「本の抜き書き」と「思ったこと」を書きつづり、さらに本以外のことでも「メモしたこと」、「考えたこと」についてつづっているブログ

『ネットがあれば履歴書はいらない』佐々木俊尚 @ 深堀読書会


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 新宿の某喫茶店で「深堀読書会」を開催しました。今回は友人の提案で佐々木俊尚氏の『ネットがあれば履歴書はいらない』を深堀りしました。


 
『ネットがあれば履歴書はいらない』佐々木俊尚


 
 サブタイトルに「ウェブ時代のセルフブランディング術」とあるように、WEBでのパーソナルブランディングをいかに成し遂げるかについて具体的に書かれた本です。


 

「会社の名前で仕事をする」時代は終わった


 
 会社組織に依存する生き方が通用するご時世でないことは多くの人が言うようになってきましたが、現実的には会社組織によりかかった「その他大勢」の生き方が主流ではなないかと思います。


ただ規模・業種関係なく会社組織を離れざるを得ない状況が、いつ何時おきてもおかしくありません。会社組織を離れて、会社看板がはずれたときに、その人は何を看板として生きていくのか。
 

 自分の軸となる確かなものを見い出し、それを他者へ流通する上でのブランディングをする方法は会社や学校では教えてもらえません。パーソナルブランディングの考え方や具体的手法については、自分なりにつくるか先人の智慧を借りながら構築していくことではないでしょうか。
 

 この『ネットがあれば履歴書はいらない』では、「何を」発信するのかについてはあまり言及されていません。それはすでにあるものとして、それをいかにWEB上で流通させていくかということに力点が置かれているのです。
 

 プロフィールに記載すべきことや、ブログの内容や、インターネットで使用する名前、Twitterの活用について非常に具体的に書かれている。ボク自身は既にやっていることもあれば、これから実施していこうと思った内容も多々ありました。
 

 すでにブログやFacebookTwitter等で情報を発信している人にはWEB上でのパーソナルブランディングを整理する上で有効活用できる本です! 


 また、「何を」を発信するのか、その「自分軸」をどうするか、については以下の本が参考となります。

 

パーソナルブランディング関連本

パーソナル・マーケティング

パーソナル・マーケティング

  • 作者:本田 直之
  • 発売日: 2009/11/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)