フォローされるよりも誰をフォローするか

　
　書店でビジネス書コーナーへいくとTwitter関係の本が日々増えているように思えます。ボクもTwitterは比較的活用している方だと思うので、Twitterに関係する本には目がいきます。もう何冊か読んできましたが、昨日読み終えた『ビジネス・ツイッター』はなかなか読み応えのある内容でした。
　
『ビジネス・ツイッター』シェル・イスラエル著

ビジネス・ツイッター

　
　企業のTwitter活用利用事例や活用術。世界規模の企業からフリーランスを含めたスモールビジネスまで。企業での亜活用事例が豊富です。企業アカウントとして使う場合、そこに法人ではなく個人が見えるかどうかでTwitter活用が上手くできているかどうか分かれるようです。企業でツイッターを活用されている方やスモールビジネスで使われている方には示唆に富む内容だと思います。
　
　いろいろと参考になるなーと思いながら読んでおりました。「企業ツイッターの活用術」のところで、最後の方にこんなことが書かれていました。
　

• 「誰にフォローされているか」よりも「誰をフォローしているか」が重要だ

• フォロワーを獲得することには良し悪しが両面があって、それに捉われすぎてはいけない。誰をフォローするのかこそ価値がある情報、思考、そしてエンターテイナメントの源となる。

　
先日のエントリーに書きましたが、土井さんが「人生は仕入れで決める」と言われていたけど、これをTwitter版にすると、仕入れはフォローしている人のツイートで、それが自分にとっての価値ある情報となり、思考やクリエイティブ性の源泉となる。それがその人のアウトプット（ツイート）となると言えないでしょうかねぇ。
　
　そうすると、「誰にフォローされているか」よりも、「誰をフォローするか」が大事なことかもしれません。人って目の前に起きていることにひっぱられやすいので、TLに流れている情報の質にひっぱられやすくなるのかも。Twitterをビジネスとして使う場合、大事なのはフォロアー数ではなく、どんな人をフォローしているかなのかも知れませんね。
　
　

※関連本

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