思ったことを「メモ」にとっておく

主に読んだ本の備忘録として「本の抜き書き」と「思ったこと」を書きつづり、さらに本以外のことでも「メモしたこと」、「考えたこと」についてつづっているブログ

本は「自分にっとって」大事なところだけ読む


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本好きなので、本の読み方や速読に関する本があると、すぐに手にとって読みたくなります。書評ブロガーの鹿田さんも「読書本」を書かれていますね。
 
『10分間リーディング』鹿田尚樹

10分間リーディング

10分間リーディング

 
タイトルが釣りな感じの本ですが、読み方によっては10分でいけることもありそうです。ちなみにボクが本を読む場合、フォトリーディングの手法を使っていても、平均すると1〜2時間ぐらいでしょうか。もちろん精読はしておりません。
 

すべてを読んで得られることも、自分に必要な部分だけを読んで得られることも、その大きさにあまり差はありませんでした。言い換えると「本は大事なところだけ読む」ということです。

 
鹿田さんもこの本の中で書かれていますが、基本的な読み方はコレですね。大事なのは、その本の重要な所を見つけるのではなく、「自分にとって」重要なところを見つけて読むということです。もっといえば、「そのときの自分にとって」重要なところを探して読むということです。ただ、ボクの場合これでも、一応全体をぱーっと眺めるので、1〜2時間はかかってしまいます。
 
さらにはやく読むためにはどうするか?
 

第二のタイトルをつけてから読む
・私が(  )たのめの(  )のポイント
・○○が●●するための■■の方法

 
このように自分用のタイトルをつけて読むということですね。自分にとってのテーマがあると、何のためにその本を読むのかが明確になります。フォトリーディングでも言われていることですが、読む目的を明確にすることが大事です。それを「第二のタイトル」とすると鹿田さんは言っているのだろうと思います。
 
そして、
 

本を読むときは、まず目次をしっかりと読むことから始めましょう。目次は目標までの道しるべとなる情報がギュッと詰まった大切なページです。

 
といいます。読む目的が明確でテーマがしっかりしていれば、目次を読むことで、どこに力点を置いて読むべきか、事前に決めることが可能となります。場合によっては、まったく読まない章があってもいいのですから。
 
ボクの場合ここまでやると、本によっては10分間リーディングの本もあります。全てというわけにはいきませんが。最近のビジネス書は「目次」がかなり充実しているので、全体を読まなくても目次だけ精読すれば要点を押さえることができてしまいます。逆に目次が不親切な本の方が、本文をしっかり読むことになるのかも。ちなみに、当ブログで紹介している本は、全ページ読んでいる本ばかりです。この『10分間リーディング』もしかり。