前回 「第4章 長寿のために今すぐできること6選(3.運動をする)」からの続きとなります。
第4章では、長寿遺伝子を動かすために今すぐできることが6種類紹介されていて、こんな感じです。
1.食べる量を減らす
2.アミノ酸を制限する
3.運動をする
4.寒さに身をさらす
5.高温にも身をさらす(サウナ)
6.NotToDo(タバコや化学物質、放射線などを避ける)
今回は、
4.寒さに身をさらす
から。
寒さに身をさらすって、あまりカラダには良くなさそうなイメージがありますが、どうなんでしょうか?
ポイントは、
寒さに身をさらして長寿遺伝子を働かせる
にあるようです。
これも、カラダに適度なストレスを与えることでサバイバル回路を起動させることが目的なのでしょう。
長寿遺伝子を働かせるには、快適とはいえないい温度に身をさらすのも一つの有効な手段だ。
寒いのは確かに「快適とはいえない」温度ですよね。寒さと暑さどちらが苦手かといえば、、、、寒さかなぁ。。。。ただ単に、これを書いている今が寒い時期だからなのかもしれませんが・・・・。
では、なぜサバイバル回路が起動するのでしょうか?
体が安定した平衡状態を求めようとすることを「ホメオスタシス」といい、あらゆる生物に共通する原則だ。さらにいえば、これがサバイバル回路を導く力となっている。ホメオスタシスはいたるところで見られ、とりわけ気温が低いときに顕著に現われる。
「ホメオスタシス」がサバイバル回路を導く力となる!
「ホメオスタシス」といえば、理科の生物分野でききかじったことがあります。雑な言い方をすれば、「通常の状態であろうとする働き」ですかね。
以下記事に詳しく書かれているので参考にどうぞ。
そのホメオスタシスがサバイバル回路を起動するようですが、とりわけ、寒いときにそれが現れるのあれば、寒さを嫌ってはいけませんね。
わが身を寒さにさらしてみようと思うなら、適度にやるのが肝心だ。断食と同じで、限界に近づきはしてもそれを超えないのが、最大限の効果を得るコツだと考えられる。低体温症や凍傷になるまでやっては健康を損なう。
寒さを嫌わない!とは言っても、寒い日に薄着で一日中ずっと外にいるとか、やりすぎるとストレスの与えすぎとなりカラダの機能そのものを壊してしまいます。ほどほどに寒さにさらすのがよさそうです。寒いから家にこもるのではなく、散歩程度でも外に出ることは、健康全般のためにも良さそうです。
次回は
5.高温にも身をさらす(サウナ)
です。