思ったことを「メモ」にとっておく

主に読んだ本の備忘録として「本の抜き書き」と「思ったこと」を書きつづり、さらに本以外のことでも「メモしたこと」、「考えたこと」についてつづっているブログ

なんちゃってSEでした3(研修とは雲泥の差)@棚卸し


スポンサードリンク

 

この記事は前回からの続きです。

strengths.hateblo.jp

 

出向先での仕事2日目。

 

前日に言われた仕事にとりかかるのだが、結局、自分が何をやればいいのか、いまいちわからず、時間だけが過ぎていく。

 

パソコンの前で、ただ、Excelをいじくりまわしているだけだ。「テスト設計書」の雛形とサンプルデータはあったので、それを基になんとなく作っていた。やっていることがあっているのかどうかもわからずに。

 

そこで、1か月先に研修をあがっていた「ほぼ同僚」がここにはいたので、どうやって「テスト設計書」を作成しているのかを聞いてみた。

 

彼のやり方は、プログラムソースを見て、それを手がかりに「テスト計画書」を作成していた!

 

なるほど!!!

 

 そうすれば「テスト設計書」はプログラムにそって作成できそうだ!

 

なんて、思っていたが、、、、

 

よくよく考えたら、プログラムしたものテストするのだから、

 

「プログラム設計書」→「プログラミング」

            ↑ テスト実施

「プログラム設計書」→「テスト設計書」

 

このように「プログラム設計書」から「テスト設計書」をつくらないと、本来のテストにならない。

 

 

設計書によってプログラムをしたものを、設計書から起こしたテスト設計書でテストを実施する。だからこそ、設計通りにプログラミングされているかどうかがわかるわけだし、バグも出せる。

 

 

だが、彼がやっていたのは、

 

「プログラム設計書」→「プログラミング」→「テスト設計書」

 

こんな流れだ。

 

 

これでテスト実施すると、ほとんど合格になってしまうんじゃないか??

プログラムしたものから「テスト計画書」を起こしているのだから。

 

 

とにかく目の前の作業を無事終わらせたい!と思っていたので、その時は何も考えず、彼が自信満々でアドバイスをくれたことをボクもさっそくやろうとした。

 

そして、はじめて、プログラムソースをみてみた。

 

f:id:mitsu1973:20210113000615p:plain

Image by Boskampi from Pixabay

 

研修で習ったのとは、けた違いのコード量。研修ではせいぜい数百行ぐらいだったものが、ここではかるく10000行はいっているんじゃなかっただろうか。

 

20年以上前の記憶なので、正確なコード量は覚えていないが、研修でやったプログラムのコード量よりも10~30倍ぐらいあるような膨大な量だったことは覚えている。

 

もしかすると、みていたプログラムが冗長なへっぽこな作りだった可能性もあるが。。。。

 

この膨大なコードの中からどれを探して、何を抜き出し、「テスト設計書」として起こしていけばいいのかもわからず。。。。

 

研修レベルと、実際の仕事のレベルが雲泥の差すぎて、またしてもボクはパソコンの前でフリーズしたまま、一日が終わった。