思ったことを「メモ」にとっておく

主に読んだ本の備忘録として「本の抜き書き」と「思ったこと」を書きつづり、さらに本以外のことでも「メモしたこと」、「考えたこと」についてつづっているブログ

ストレスに強くなるため6つの方法<精神論ではないよ!>@『4つのエネルギー管理術』から学ぶ


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ストレスフリー。

 

これはストレスが無いという状態ではなく、ストレスの悩みから解放されているということだと、ボクは思う。つまり、ストレスはあるが、ストレスをコントロールできるぐらいの強靭なストレス耐性を身につけているということだ。

 

 

心因性の要素が大きいのがストレスと思われがちだが、心とカラダは不可分であり、肉体のエネルギー不調からストレスに弱くなっていることも考えられる。

 

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Photo by Matthew Henry on Unsplash

 

『4つのエネルギー管理術』によると、

 

肉体のエネルギーは、感情をコントロールし、集中力を保つ。創造力を発揮する、といった能力にも影響を与える。目標をめざして突き進んでいく精神力の土台となっているのも、肉体のエネルギーなのである。

 

と、ある。

 

 

精神力の土台となっている、

 

「肉体のエネルギー」

 

の量を増やしていくことが、ストレス耐性を強化していくことにつながる。

  

 

 

■肉体エネルギーをどうやって増量するのか?

 

『4つのエネルギー管理術』では以下6点に渡って、「肉体のエネルギー」量を増やす方法が述べられている。

  

  

この6点はどれもが、ここ最近の健康本ではそれぞれが重要な要素として取り上げられている。どれもが生きていく上で欠かせない要素であり、誰もが行っていることでもある。

 

 

では、この6点の要素を、どうすれば適切に肉体エネルギーを回復させ増量させることにつなげれるのか? 一つひとつみていこう。

 

 

1.呼吸

呼吸をうまくコントロールすれば、自分をうまく制御できる。やる気を鼓舞することもできるし、深いリラックス状態になることもできる。

深く、静かで、リズミカルな呼吸は、リラックスした平穏な状態の土台であり、エネルギーや集中力の源泉でもある。よい呼吸は健康を支える究極の波動なのである。

 

 たしかに、強いストレスに長い時間さらされていると、自律神経が不調になりやすい。そのときの対処法の一つとして深呼吸がある。呼吸を整えるということは自律神経を安定させることにるながるのであろう。

 

 

2.食事

食生活を改善すれば、体重が減る、体型がスリムになる、健康増進につながるなど直接的な効果があり、それらはみな最終的にはエネルギー状態の改善をもたらしてくれる。

   

この本の中でも食事について記述されているが、内容が今の最新研究から推奨されることとは異なった内容があるので、それを踏まえて読んだ方がよい。

strengths.hateblo.jp

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3.水

ある研究によると、1日に最低2リットルの水を間隔をおいて飲むと、パフォーマンス向上にさまざまな面で効果があるという。筋肉から水分をたった3%取り除いただけでも、筋力の10%、動く速度の8%が失われる。水分バランスが悪いと、集中力や筋肉の動きにも悪影響が出る。

 

最低2リットル。ボク自身これをやってみたが、1週間続かなかった。2リットルの水は、かなり意識しないと飲めない量だった。ただ、ジュースなどよりも水を意識的に飲むようにはなった。水と健康についても、もっと深めておきたいテーマである。 

 

 

4.睡眠

睡眠はエネルギー回復の時間であるとともに、成長や修復のためにも重要な時間である。成長や修復の多くは睡眠が一番深いときに起こる。

 

 回復の源として非常に重要なのが睡眠だ。これは経験的にも十分にわかる要素である。睡眠と健康に関するビジネス本もかなり多い。個々にとって適切な睡眠量をとる必要がある。

 

 

5.休憩のリズム

長時間にわたってエネルギーを持続するためには、ほんの少しでもいいから休憩をとることが重要だ

休息の中でも一番効果があるのは、午後にとる短時間の仮眠である。

 

 レム睡眠、ノンレム睡眠のように睡眠にリズムがあるように、起きているときにもリズムがある。活性状態のとき、休息が必要なとき、そのリズムにあわせた行動ができることで、肉体エネルギーをうまくつかえる。

 

ただ、現実の仕事では、カラダのリズムが休憩を欲しているときに休憩できないときもある。短い休憩をこまめに入れていくという方法もあるようだが、休憩の取り入れ方が大きな課題となる。

 

 

6.運動

ここでは、2種類の運動が紹介されている。 いずれも「肉体面のエネルギー」を増量させる運動だ。

<心血管系トレーニング>

私たちは経験から、持続的に運動をしたり負荷をかけるよりも、インターバル・トレーニングの方が好ましいと考えている。
※インターバル・トレーニングとは、全力疾走と休憩(またはゆっくりした走り)を比較的短いスパンで交互におこなっていくものである。その根本にあるのは、休憩をはさんでおこなえば、より負担の大きな激しい作業もこなすことができるという考え方。

インターバル・トレーニングは、エネルギー量を大きくし、より大きなストレスに耐えられるようにする方法であると同時に、体により効率的な回復方法を教える手段でもある。

 

このインターバルトレーニングよりも、さらに時間と効率性を重視したHIIT(高強度インターバルトレーニング)が話題となっているので、そちらの方も注力したい。

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<筋力トレーニング>

筋力が落ちると老いが進んだり、エネルギー量が落ちることが挙げられる。人は40歳を超えると、日常的に筋力トレーニングをしていない場合、平均して年に約700グラム近い筋肉が落ちていく。

筋力トレーニングには、全体的なエネルギー状態を向上させ、代謝のスピードを早くし、心臓を強くする効果も認められた。

 

ボクも40をとうに超えているので、どんど筋肉が落ちているんだろうな。筋トレもやったりやらなかったりで、続かない。やった方がいいことは分かっているので、効果的に持続可能は方法を作りだしていきたい。

  

 

■まとめ

 ストレスの対処には、エネルギーの回復と増量が必要で、特にエネルギー全般の土台となる肉体的なエネルギーが要となる。

 

この肉体的なエネルギーの消費と回復のリズミカルなバランスがとれていると、エネルギーの貯蔵量もある程度一定に保たれる。(1.呼吸、2.食事、3.水、4.睡眠、5.休憩とリズム)

 

さらに、自分にとって快適な範囲を超えて頑張り(6.運動)、そのあとに回復の機会をもつと、エネルギーの貯蔵庫自体の大きさを広げることができる。

  

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