2月の初め頃から、音声のみの(今のところ)招待制のSNS「Clubhouse」を使いはじめました。だいたい10日間ほど使ってみた感想をメモにまとめます。
■Clubhouseとは?
<特色>
・音声のみのSNS。
・招待制(いまのところ)。
・iPhone(現状iOS13以降なのでiPhoneで利用可)
・アーカイブは無い(オフレコの録音禁止が原則)。
・roomで会話する(公開roomもあれば、closedもある)。
・roomでは、聴くだけでもいい(別に話さなくてもいい)。
・基本、実名登録で、登録には電話番号必須。
・年齢制限あるよ!
<ボクが思った印象>
・登録は全て英語なので、ちょいめんどうかも。
・実業家、IT系の起業家、著者、芸能人などが目立っている印象。
・発言するよりも聞くことの方が多くなる
・Speakerたちの偶発的な出会いが面白い
・音声は、書くよりも、動画よりも参加しやすいかも。
■使ってみた感想
最初は、中毒性があると思いました。
それは、たまたま入ってみたroomに、著名な学者、芸能人、音楽家などが入っていて、その人たちのやりとりが面白くて、ずーっと、聞き入ってしまいます。なんか、高校生のとき、夜中のラジオを聴いていた感覚に近いかな。
roomで話されたことは、アーカイブはできないし、そのroomの中での会話はオフレコがマナーとなっているのす。
だから、面白い!って思ったら、かなり貴重性が高まっているのもあり、そのroomから抜け出せないんですよね。
そんなことが何度かあり、時には夜中の2時以降まで聞き入ったりしてしまい、妻に叱られてしまいました。
ただ、こういうのってタイミングにもよるし、自分にとって面白い内容、興味ある内容にうまく出会えることなんてそんなにありません。中には一日中はりついている人もいるらしけど。
ボクはいまのところ、1日で5時間も6時間も使うようなハマり方はしていないかな……と、思って、スクリーンタイムを調べたら、1週間で10時間使っていました(汗)アプリの中では断トツです。
■音声版Twitter??
「音声版」Twitterと言われている「Clubhouse」ですが、Twitterとも異なりますね。なんといっても、記録が一切残らない。
アーカイブが残らないという「有限性」と、一回きりのRoomでの偶発性が「Clubhouse」の面白さを高めているのではないかと思います。
この「音声」って、人類が文字を発明するよりも、ずーーーーーと前から使われていたコミュニケーションツールですよね。
だから、人がコミュニケーションとるには文字よりも音声の方が使い慣れているはずなので、この音声のみのSNSはますます使われるようになっていくのではないでしょうか。
Clubとあるので、今後クラブ活動として、これが使えるようになってくると、また違ったつながりができるかもしれないですね。
ボクがはじめて使うようになったSNSはmixiでした。はじめた頃はやはり招待制で、実名で登録していたので、安心感・安全感もありました。
さらに興味や趣向によっていろんな「コミュニティー」に所属するようになり、ますますmixiにハマっていきましたね。その流れでmixi経由での友人も大勢できました。オフ会などで実際に対面してリアルな人間関係につながっていくのは面白かったですね。
今回、「Clubhouse」に入れてくれた友人もそのときのmixiでの友人です。
その後、誰でも登録できるTwitterやFacebookなどが日本にも参入してきました。それのせいか、mixiも招待制でなくなり誰でも登録できるようになり、かえって価値が下がってしまったような気もします。
Clubhouseはどうなっていくのでしょうね。誰でも登録できるようになり、匿名で誰かわからない人が入ってきてしまったら、roomでオフレコで話す面白さは消え失せてしまうかもしれないです。
■気になっていることあれこれ・・・
・課金システム(投げ銭など)のサービスは?
・広告とは入ってくるのかな・・・いやだなぁ。。。
・文字のやりとりできる機能はできるのか?
・招待制はいつまで続くのか?
・iOSだけではなくて、androidでもできるようになるかな?
・正式な日本語版はるくるのか?
・個人情報の扱いはどうなっているの?
・やたらとフォロアーを増やそうみたいなroomがあるけど何のため?
・なぜか、無言のroomもある。あれは何だろう??
・はやくも、マナーを守れていないユーザーがけっこういるようだ。
・roomのスクショとかをツイートしていいのかな?
・room内での話した内容を別のSNSで書いていたりする人がいるけど……
■これからも使うかどうか?
使います!
現状はリスナーでいることがほとんどですが、よく知っている友人同士でroomを作って、興味ベース、趣味ベースで話せる音声空間をつくってみてもいいかもしれないです。
まあ、どこまでいっても「ツール」なので、「ツール」に使われない程度にClubhouseを使っていこうと思います。
■参考
具体的な使用方法や、招待のされ方などは以下のサイトがわかりやすい。