思ったことを「メモ」にとっておく

主に読んだ本の備忘録として「本の抜き書き」と「思ったこと」を書きつづり、さらに本以外のことでも「メモしたこと」、「考えたこと」についてつづっているブログ

文章というアウトプットの質を高めたい@『20歳の自分に受けさせたい文章講義』


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投稿日:2021年3月16日

 

学んだことや、伝えたいことをアウトプットするには「文章」がもっともボクには向いている。

 

といっても、残念ながら文章を書くことが得意でも上手でもない。ただ、書いた方がアタマの中が整理できて記憶に定着しやすくなるだけだ。

 

そして、自分の書いた文章をしばらく時間が経ってから読み返してみると、言わんとしていることが伝わりにくい表現があったり、自分の中では論理的な一貫性があると思い込んでいたけど、論理の飛躍とも思える文章もある。

 

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Photo by Nick Morrison on Unsplash

 

だから、漫然と文章を書くよりも、少しでもより良い文章を書けるようになりたいと思っている。つまり「文章というアウトプットの質」を高めたいのだ。

 

 

以前読んだ本に、

 

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』古賀史健

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)

  • 作者:古賀 史健
  • 発売日: 2012/01/26
  • メディア: 新書
 

という本がある。

 

 

この本を本棚から取り出して、「読書メモ」を開きながら再読してると、あらためて、文章を書くときの気づきがいろいろあった。

 

 

著者は次のように言う。

 

書くことは考えることであり、「書く力」を身につけることは「考える力」を身につけることなのだ。“書く”というアウトプットの作業は、思考のメソッドなのである。

 

まったくその通りだ。頭の中にあることを文章として起せるということは、そのことをしっかり考えなければでならない。それはブログでもメールでも同じことだ(LINEもかな?)。

 

 

この本を改めて読むと、文章の質を高めれそうと思ったことがいろいろあったが、その中から文章を書く上で意識していきたいと思った7点を選定してご紹介。

 

  1. 文がおかしいのではなく、文と文の「つなげ方」や「展開の仕方」がおかしいとき、その主張は支離滅裂になり、リズムよく読めなくなるのだ。
  2. 接続詞を意識するだけで、文章は論理破綻しにくくなる。
  3. 「視覚的リズム」を考えなければならない。文字や句読点が並んだときの、見た目の気持ちよさだ。
  4. 読者にゴール地点を見せるのが目的ではなく、「ゴールまでの道のり」を示すことが文章の役割なのだ。
  5. 問題は「何を書くか?」ではなく、「なにを書かないか?」なのだ。
  6. もしあなたが接続助詞の“が”を多用しているようなら、そこにハサミを入れられないか、あるいは別の言葉に言い換えられないか、考えるようにしよう。
  7. 行き詰ったらいったん書くのをやめて、文章を最初から読み返すことだ。つまり、簡単な推敲をするわけである。

 

 

こういったことに気をつけることで、一つのことに他の余計なことを入れない思考の断捨離にもなっているのではないだろうか。

 

この7点を全て満たす文章を書くことは、なかなか難しいが、そこは修行と心得て精進しゆくのみ。

 

 

最後に。

 

今日は「です・ます調」ではなく、「だ・である調」で書いてみた。こっちの方が頭の中の思考をそのまま書いて感が強いと思った。さらに、なんとなくだが、「ですます」よりも書くことがラクかも。リズムがとりやすい。

 

この「だ・である調」をしばらく続けてみる・・・かも。