思ったことを「メモ」にとっておく

主に読んだ本の備忘録として「本の抜き書き」と「思ったこと」を書きつづり、さらに本以外のことでも「メモしたこと」、「考えたこと」についてつづっているブログ

男子よ!女子の聖域に入り込め!@『女装する女』湯山玲子×神田昌典


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湯山玲子って誰?『女装する女』ってそもそも何なの?」というのもあったけど、対談者が神田昌典さんということで、トークイベントに行ってきました。本もまだ読んでいなかったのでどんな内容なのかなーと思いながらトークを聞くと、面白いおもしろ(^^)、けっこうメモとりながら爆笑しておりました。ボクは湯山さんの話し口調が一気に気に入ってしまいました。今回は刊行記念ということで『女装する女』に沿った内容でした。

女装する女 (新潮新書)

女装する女 (新潮新書)

「女装する女」って、女子が自分の中の女性性と男性性を時と場合によって意識して使い分けるという意味らしいです。ジェンダーのことですよね(違ったらごめんなさい)。「女装する」ってところに戦略性を感じるというか、選択している自由さと面白さを感じます。

トークメモ

 『女装する女』刊行記念
 湯山玲子さんトーク&サイン会 
 対談者 神田昌典さん
 丸善 日本橋店 3Fギャラリー

 

湯山玲子

  • アラフォー(男女雇用機会均等法の開始)世代。この世代は男性と同じ企業戦士のように働いている世代。家に持ち帰って仕事のことを考えている。仕事ができてくると友好な人間関係が出てくる。これってアタマの中が男性ってこと。
  • 男女平等なのになぜ、ネイル、化粧するのか?それは武器となるから。
  • スピリチュアルに女子は力・お金をかけている。平均3万/月。もう立派な経済圏ができている。
  • 男性でもオネエ言葉を使えた方がいいよ。バイリンガルがいい。世界が広がる。「かわいい」を連呼してみる。男性言葉にはない。ないからアイデアが出てくる。
  • 男性は会社を信じすぎている。信仰になっている。
  • 女性の聖域行った方がいい。ジャニーズのコンサート、宝塚、パワースポット、109(109浴してくる)など。
  • 冒険するにはリスクがある。保守的な考えでは見えてこない新しい世界がある。予定調和ではダメ。冒険して進化を起こさないと。


神田昌典

  • 男性と同じように仕事しつつ女性として動けるのはすごく有利だと思う。女性はここまでやっているのに、男性は何やっているの?
  • これからは女性的な感性を持ち合わせておきたい。13年ぐらいは天下。
  • エコ、環境、和、スピリチュアル、これら女性のお家芸。これをキーワードとした物語を女性が語ると強い。
  • どいういう世界観を持っているか。人間いかに生きるかにつながる。それは宗教ということになる。次の経済は宗教経済だ。宗教経済は必要とされているし儲かる。仕入れゼロ。知識・体験がベース。
  • 男性の中には自分の中の女性性をもてあましている人がいる。自分の中の女性性を大事にしたい。いままで女性性を押し殺してきた。そのエネルギーは男性性から持ってきている。男性性のエネルギーも減っているし、総体のエネルギーが減っている。自分殺しをやっている。
  • 男と女がニュートラルに仲よくできたら面白い世の中になる。
  • 今年は動く年。分水嶺となる年。1人ひとりが覚悟して動くこと。チャンスはそんなにない。最高のチャンスの年。準備に時間がかかる人は、信頼できる人についていった方がいい。自分の才能を活かすための一歩を踏み出す。

おまけ

湯山玲子さんのブログ。■湯山温泉(http://yuyamareiko.typepad.jp/)これもかなり面白いです。


最後にサインもらいました。

「男装する女」の時の字??>