思ったことを「メモ」にとっておく

主に読んだ本の備忘録として「本の抜き書き」と「思ったこと」を書きつづり、さらに本以外のことでも「メモしたこと」、「考えたこと」についてつづっているブログ

『私はこうして受付からCEOになった』@ベストを尽くしなさい


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超短読書メモ

私はこうして受付からCEOになった

私はこうして受付からCEOになった

  • 歴史を学ぶというのは、結局は人間を学ぶことなのだ。それも、何かを変えようとした人間を。歴史をつくるのは、財力と権力のある人間であることが多い。でもごくふつうの人でも、何か新しい発想があれば歴史を動かせる。
  • 22歳になってよやく、両親を喜ばせるための人生はあり得ないことに気づいた。与えられた贈り物を生かしたいなら、自分の力で何かをやり遂げたいなら、自分が本当にやりたいこと、心を捉えて離さないことを見つけなければならない。
  • 次の仕事のことを考えてはだめ。目の前の仕事にベストを尽くしなさい。誰からでも、どんなことでも、学びなさい。自分の力を出し惜しんではいけない。全力を尽くしていれば、必ず誰かがチャンスをくれる。
  • 営業から始めるのはいい選択だ、と誰かが言ってくれた。なぜって、その会社で扱っている商品についてよく知ることができるからね。たしかにそのとおりだ。それに、商品のことだけではなく、自分自身のこともわかってくる。人とのコミュニケーションのとり方も学べる。いまでは私は、経営トップになろうという人は、一度は営業を経験しておくべきだと考えている。
  • 新しいことをやってみたかった。ベストを尽くすことが要求され、ベストを尽くしても失敗する可能性があるとき、それは挑戦になる。そして挑戦すれば、何かが得られる。自分の力を他人に証明するだけでなく、自分自身に証明するチャンスが与えられるのだ。リスクの大きい選択をすれば、自分をより深く知ることができる。そして、共に戦う人のことも。
  • 人間は新しい考えを聞かされてから理解するまでに6回は言われないとだめらしい。つまり変化には時間がかかるということだ。
  • 複雑な問題に取り組むとき、単純化がよく行われるが、必ずしもそれがいいとは限らない。重要な細部が見落とされ、事実が歪められるおそれがある。誤った単純化は、むしろ情報操作と呼ぶべきだろう。だが、単純化が威力を発揮する場合もある。事実を強調し、枝葉を切り落とし、肝心要のことに目を向けさせる効果があるからだ。何に注目し、何を優先すべきかがはっきりすれば、大きく前進することができる。
  • 変化の中にはチャンスと可能性が潜んでいるのだ。けれども、そうは受け止めれない人も多い。そういう人は、変化を怖がる。拒絶反応を示し、慣れ親しんだものに戻りたくなってしまう。よく知っている不満な現在の方が、見知らぬ未来よりましだと考える人は意外に多い。
  • 前進する力は必ず、変化を恐れる気持ちに打ち勝つ。
  • 新しい組織をつくるには、ハードウェアだけでは足りない。教育が必要であり、会話が必要であり、そのためには共通の言葉が必要である。
  • 21世紀は、誰もがリーダーになれる時代だと思う。偏見も不平等も不正もなくなったわけではないが、肩書きや財産や権力、性別や国籍と無関係にリーダーになれる--チャンスと適切なサポートさえあれば。そうして育ったリーダーは、その国や地域の未来を率いることになるだろう。