思ったことを「メモ」にとっておく

主に読んだ本の備忘録として「本の抜き書き」と「思ったこと」を書きつづり、さらに本以外のことでも「メモしたこと」、「考えたこと」についてつづっているブログ

すきなことを“深堀”する


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 ここ数日の鮒谷さんのメルマガ「平成進化論」では、「強み」について綴られています。ボク自身も「強み」はここ数ヶ月、追い求めているテーマでありますので、当然のごとく敏感に反応してしまいます。この「強み」を考える上で、切っても切り離せないことの一つに「すきなこと」があります。
 

よく私の親友が話してくれることですが、【 Must 】や【 Should 】で何かをやっていても意味がないよ、「〜しなければならない」「〜すべきだ」とおもって行動を起こしても、【 Want 】すなわち「〜したい」で動いている人に勝つことはできない、と、その友人は言うのです。(「平成進化論」2339号)

 
 「すきなこと」の思いの顕れとして「〜したい」という意志があります。ところが、まわりは「あれやった方がいい」「こうすべき」といった不安を煽るような情報が溢れています。こういった外の雑音が、自分の内なる【 Want 】の声よりも大きくなり、【 Must 】や【 Should 】が人生の中で幅を利かせてきます。
 
 この【 Want 】を掘り下げて、「強み」まで辿りつくためには、どこまで「すきなこと」なのかを確認することが重要と「平成進化論」で言われています。
 

これが私の強みです、といえるものを持つには、まず多くのことに挑戦してみなければなりません。ただ、その際、やみくもにチャレンジするのではなく、好きなことのみを深掘りすることが重要。そうすれば、それに関連した分野もきっと好きになって、意欲を持って取り組むことができます。「好きこそものの上手なれ」で、好きでやっていることが強みとなる可能性は非常に高いのです。(「平成進化論」2340号)

 
 「すきなこと」を“深堀”する。「なんとなく好きなこと」を一度捨てて、これだけは!という「すきなこと」を3つぐらいに絞ってみることで、“深堀”したいほど「すきなこと」なのかどうか候補を挙げていきます。取捨選択の振るいにかけることで、【 Must 】や【 Should 】に害された偽装【 Want 】を取り除いていきます。そこから残った有力【 Want 】候補から一つに絞込み、その【 Want 】を「すきなこと」と定義して深堀していくきます。途中、「違うな」って思えば、他の候補を再検討すればいいです。
 
 これを1人でやることもできると思いますが、こういったことってなぜか「時間のあるときに」といって後回しになりやすく、いつまでもやらないまま時が流れやすいです。ボク自身がそうですし。。。(汗) まだ試行錯誤中ですが、こういったことを何人かで作業形式で行う強制的な「場」を設定して、「できる」ように試みております。やっぱり仕組みって大事です。自分の意志ほど当てにならないものはない(笑)。共感できる方はぜひご一報を!