思ったことを「メモ」にとっておく

主に読んだ本の備忘録として「本の抜き書き」と「思ったこと」を書きつづり、さらに本以外のことでも「メモしたこと」、「考えたこと」についてつづっているブログ

30代にしておきたいこと?


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 あと2週間ほどたつと37歳になる。30代のカウントダウンもはじまりました。それにもかかわらず、こんなタイトルの本に目がいってしまいます。
 
『30代にしておきたい17のこと』本田健

30代にしておきたい17のこと (だいわ文庫)

30代にしておきたい17のこと (だいわ文庫)

   
17つもあるのか〜。どんな17つなんでしょうか? 目次によると以下の17つになるようです。
 

1.「すべてを手に入れることは不可能」だと知る
2.変えられることと、変えられないことの違いを知る
3.自分の勝ち(負け)パターンを知る
4.セルフイメージを定期的にチェックする
5.お金と真剣に向き合う
6.パートナーや子どもを持つかどうか決める
7.自分の居場所を決める
8.両親とお別れしておく
9.年齢の離れた友人を持つ
10.運を味方につける
11.自分の内に潜むダークサイドを癒す
12.メンターから学び、教えを次にまわす
13.人脈を金脈に変える
14.才能のかけ算で勝負する
15.大好きなことを仕事にする
16.人生の目的を知る
17.自分のお葬式の弔辞を書いてみる

 
いや〜、半分もできてないですよー。これは(汗)。
ばーっと読めてしまうのですが、ちょっと気になったところをメモしました。
 

■自分にとっての幸せ、豊かさを定義する
幸せの基準が不明確だと、まわりの風に流されます。仕事、お金、パートナーシップ、家族のあいだに吹く風に翻弄されていては、何も選べないまま、嵐に流される筏のような生活になってしまいます。大切なのは、自分にとって、「幸せって何?」という問いに対する答えを明確にしておくことです。

ポジティブ心理学で幸福感情や強みの応用を研究していますが、いざ、「自分の幸せは何か?」ってきかれたら果たして答えることができるだろうか? シンプルに答えれるようにしておきたいと思った。
  

■お金が人に与える、感情的インパクトを理解しておく
お金が人を混乱させるのは、どれだけ稼いでいても、なかなか手元には残らないようにできているからです。ふだん、節約を意識していても、お金を残すのはほぼ不可能です。なぜなら、この世界には、お金を使わせようとする仕掛けがいっぱいあるからです。また、巧妙なマーケティングのせいで、お金のない不便さが必要以上に強調されています。そのために多くの人が「お金がなければ生きていけない」という切迫感を持っています。そのプレッシャーに人は、生命を危険にさらすことさえあるのです。お金のすばらしさと怖さの両方を感じておきましょう。

まったくお金のことって苦手です(汗)儲けてやろうという意識は弱く、生きていけてるだけの稼ぎがあれば十分かなーって思っているぐらいです。でも、お金に対する意識が弱いと、いろんな「仕掛け」に補だされてしまいそうですね(コワイ)。
  

■どんな才能もゼロをかけたらゼロになってしまう
自分のいちばんやれるところを楽しくやればいい。自分にはにものは掛け算で、借りてきたらいいのです。
ここで気をつけなくていけないのは、かけ算で最後にゼロがかけられたらゼロだということです。
才能をかけ合わせるときには、ぜひとも気をつけておきたいことです。

とてもシンプルなことを書いておりますが、最後にゼロを掛けたらゼロというところにゼロのパワーがあります。ボクの専門としている「強み」は次の要素で構成されています。
 
「強み」=「才能」×「知識」×「スキル」×「経験」×「エネルギー(やる気!)」
 
どれがゼロでも「強み」にはならないってことですね。なかなか示唆に富んでいます。
 
あと、30代は3年ちょっと。30代を語れる3年は何をして生きるのか? 何をなすのか? どんな時間を過ごすのか? あと3年で「しておきたいこと」・「すべきこと」を年末なのでしっかり考えていきたいデス。