思ったことを「メモ」にとっておく

主に読んだ本の備忘録として「本の抜き書き」と「思ったこと」を書きつづり、さらに本以外のことでも「メモしたこと」、「考えたこと」についてつづっているブログ

「最後の授業」上映会


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6月の中頃、小飼弾さんのブログ(404 Blog Not Found)で『「最初の講義」 - 書評 - 最後の授業』という記事をたまたま読みました。

この記事でランディ・パウシュ先生の動画が紹介されておりました。ランディ先生は「余命3ヶ月〜半年」宣告され何が大事なことなのかを「最後の授業」として講義されました。それだけなら感動モノでおわるのかと思っていたのですが、この記事を読んでいくと、アレ?ということが書いておりました。そして、それが実際に動画を見てみようと思った決め手となりました。

死を目前にして、改宗しました。
Mac派に。

との発言です。この動画はみたい!と思いました。死を目の前にしてこのユーモア。超越している!!!と直感しました。Youtubeで探して10分弱ほどみました。全部で80分ほどなのですが冒頭から考えさせられる発言が連発されていたので、これは後でじっくり落ち着いてみるべきだと思い、みることはやめました。その後、ランダムハウス特設サイトで、この動画をみんなでみようという上映会イベントがあることを知り、「最後の授業」の上映会の募集に応募しました。

動画の残りはDVDではなく、この上映会でたくさんの人と一緒にみたいと思い、それまでは見ないようにしようと決めました。みんなで見たほうが感動が深いかなーと思ったからです。その後、ランダムハウスさんより参加可能との知らせを受け、本日7/6奥さんと一緒に行ってきました。

場所は六本木ヒルズ。80人ぐらいの席があり落ち着いた感じです。冒頭、ランダムハウスの方が司会をされ、編集担当の常磐さんという方が挨拶をされていました。とても若い聡明そうな女性でちょっと驚きました。いい本を出版してくれてありがとうございます。

上映がはじまり見ていくうちに共に笑い、共に感動し、映像の講義と上映会が一体化していく感じを受けました。やはり上映会に参加してよかった!80分はあっという間でした。
限られた命を自覚した人の発する言葉はとても平易ですが、ジワリジワリ響いてくるものがあります。また、相手に対する思いやりや師匠、仲間、弟子に対しするそれぞれの思いが熱く感じられ、こちらも熱くなりました。最後にみんなへの言いたかったことと、それが実は子ども達に伝えたかったことであることがしっかりと重なりランディ・パウシュ先生は子ども達の中、また生徒の中で息づいていくのだと思いました。
一方、うちの奥さんは座った位置が、字幕が見えない位置であったらしく、頑張って英語のみで聞いていたようですが、先生のスピーチが絶妙な間があり、また速いようでよくきき取れなかったようです。DVDをみてゼッタイに聞き取れるようになってヤルって息巻いておりました。

小飼弾さんがブログの記事中で

まずは本書をひも解く前に、DVDをご覧頂きたい。YouTubeのそれでも構わないのだが、YouTubeのそれは画質が低くて、講義はとにかくスライドが見にくすぎる。本書はDVD付きと書籍のみの二種類があるが、よってDVD付きをお勧めする。
その上で、改めて本書を読んでいただきたい。感動の天気雨が心にしみわたって地が固まっていくのがわかるはずだ。逆は避けるべきだ。最後の授業は冗句も満載で、笑える場所でも笑えなくなってしまう。


と言われていたので、僕もやっと「最後の授業」をの本を読む準備ができました。これから本の方を読むのがとても楽しみです。

<参考>