思ったことを「メモ」にとっておく

主に読んだ本の備忘録として「本の抜き書き」と「思ったこと」を書きつづり、さらに本以外のことでも「メモしたこと」、「考えたこと」についてつづっているブログ

『読書進化論』(プルーフ版) ボクの今までの読書はどうだったのか?


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読書メモから

 ボクは本(ほとんどビジネス書)を読むと、ヨカッタと思ったことや、ためになるなると思ったことを忘れないように、ノートにメモしています。それは本田直之さんが言うところのレバレッジメモ」にするつもりでメモをノートに書いておりました。ときおりメモを読み返し復習します。読書しているときは「本」そのものに陶酔しているので、自分がどんどんデキル人のような気になっていきます。そして、本を読んだら、猪突猛進の如くメモメモメモメモメモ(=メモ5乗:笑)ってノートに書きなぐってきました。ノートにどんどん書きたまっていきます。そして、読書メモを書いているうちに、「書くことが目的化してやいないか・・(不安)」なんて思うようになりました。

『読書進化論』-- 自分自身はどうなのか?

 もともとは、その読書メモから考えを熟成させ、自身の行動原理を高めていこうなんて思っていて、それを仕事や生活、人生に活かそうと思ったからです。読書をはじめてから、1年が過ぎました。それまでの読書でボクの人生がどう変化したのか、仕事にはどう活かしているのか?そんなことを考えつつ、勝間さんの『読書進化論』プルーフ版)を手にとりました。タイトルからして、「ドキッ」とさせられます。読書で求めていたことってこれだよなーって。この一年の読書でボクは進化したのか、それとも退化したのか。

 

良書による読書は、成功や自由を継続的にもたらし、私たち読者を進化させ続けるのです。


 ボクが読書に求めていることがまさにこの一文に集約されています。「成功や自由を継続的にもたらす」って素晴らしいとだと思います。このような読書をしたいなーって思い読書してきました。でも、「読書メモ」を書いてどこまでボクは成功や自由を得たのか? んー、残念ながらまだまだ実感がないです。金銭的な成功があれば大分違うのでしょう。ただ、成功するためにはどう考え動けばいいのか、自由を得るにはどんな方法があるのか、それを知るための手がかりと行動原理を今までの読書から得られたと思います。考え方や行動範囲はたしかにかわりました。後は一つひとつ丁寧に行動にうつし実践していくのみです。

自分の「読書進化論」をイメージする

 勝間さんの本は行動し実践していくためには役立つ良質なコンテンツを集めて実体験を通して紹介されていることが多いと思います。その勝間さんが読書そのものを扱った本は、『読書進化論』がはじめてだと思いますが、この本は読書で得たことをいかに行動へ転化しゆくかを勝間さんの実体験を通して書かれています。それゆえに説得力があり、イメージがしやすいのです。

読書には、人を進化させる力があります。「本により戦略的なことをひと通り、すべて学ぶ」ことができるからです。読書とは、イメージトレーニングに近いもので、私は「本を読むことは著者の体験を、読者が疑似体験すること」としつこく言っていますが、たくさん本を読むほど、それが自然にできるようになります

読書そのものを進化

 『読書進化論』そのものが人生戦略で欠かせない読書という「戦術」を学べる本です。次はいかに進化していくのか、どう進めていくのか。それは以下の視点による読書によってボク自身がさらなる進化を遂げようと思います。


1.従来の価値観からの自由 まず、インプット読書の質を進化させます。良書が多いと言われている翻訳本をより多く読み進めようと思います。従来の価値観から自由になるためです。そして、次は英語の壁を取り払い、原書も自由自在に読めるようになろうと思います。日本語から自由になるためです。今の現実はまだまだ厳しいです(汗)。


2.物理的制約からの自由
 次に従来の読んできたビジネス書の読書量を進化させます。フォトリーディングを駆使しながら多読し、かつ、精読する本も増やします。時間と量の物理的な制約から自由になるためです。


3.経済的自由
 読書を活かすことによって、生活や仕事が潤い、なんとなく金欠気味という金銭的な縛りを打破したいと思います。経済的な自由を得るためです。これがけっこう大きいです。経済的な自由を得ることによって、他の様々な自由までもが加速的に広がるように思えます。ここに読書のレバレッジもかけて重点的に時間を投資していく予定です。ここが変わると「成功している」と言いやすくなるように思えます。

 そして、読書を通して人との交流を進化していこうと思います。身の回りだと、自分の趣向性にあった本について語り合ったりすることってなかなか出来ません。SNSやブログを通じて本について話し合ったり、リアルに勉強会をして、考え方や趣向性が近くて共有できる、「得難き友」をつくります。その友は人生の滋養となるに違いありません。

イメージから体験・経験へ

 残念ながらこれらのほとんどが未体験でボクのイメージであり、ともすると妄想です。でもこれが体験として語れるよう、また本にかけるぐらいになっていきたいと思います。そして、それが他の人のお役に立てれば、それが生き甲斐になります。
 『読書進化論』ではさらに、読書だけではなく、「書く」人の進化、書いた本を「売る」仕組みの進化についても言及されております。ここまで本について書かれている「読書論」ってほとんどないと思います。やりすぎというか徹底しているというか、勝間さんのこだわりと本への思いに脱帽です(^^ゞ。

最後に

読書は決して受け身的なものではなく、人生に目標と指針を与え、私たちを日々進化させてくれるすばらしい方法です。ネットが全盛期の今こそ、ぜひ、本の役割をもう一度見直し、私たちの大事な時間をもう少し多く、読書に投資してください。そうすることで、読者の方々にとって、よりよい人生が待っているのだと私は確信しています。

 ボク自身が読書メモから更に進化して、上記に書いたことを実現化していく過程をこのブログを通して報告していこうと思います。