ある問題・課題について考えようとします。どうしようかひたすら考えるのですが、グルグルと思考の入り口付近を回っているだけで何時間考えても先に進みません。まさに「空回り」することがあります。これを仕事でけっこうやってしまいます。1日たっても何も進んでいないことも多々(汗)。問題解決・課題解決という目標ははっきりしていながら、具体的な解決方法を考えなければというのが先行してしまいます。なぜ思考が進まないのだろうと思っておりました。
昨日、「Reading-Lab」のメンバーであるななこさんそうしさんが中心となって、
「一つの本について語る【リーラボwith著者ver.】 〜「考える」とは?〜」
とのテーマで『やりたいことを実現する実践論理思考』高橋俊之著の本について、著者と読者が語るという読書会へ行ってきました。
- 作者: 高橋俊之
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2007/06/01
- メディア: 単行本
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この読書会の中で著者の高橋俊之さんが次のようなことを言われました。
はじめから考えてはダメ。最初は「感じる」こと。そこから考えていく。
「おっと! こっこっこれかー!! これが抜けてんのか、オレ。」
という気づきを得れました。何か問題・課題があると最初から考えまくって何にも進まないことが多いのです。そうではなく、その問題・課題に対して「自分は何を感じるのか」ということが大事ってことですね。
「何か変だなぁ」、「なんか面白い」、「イヤだなー」、「おもしろそう」、「ヤバそう」、「チャンスかも」といった自分の内なる声をしっかり聞いてから、そこから掘り下げていくうえで思考していこうと思いました。思考の素は自分の内なる声から聞けばよいわけですね。それを聞かずに思考をはじめても、素がないのだから進まない・・ですね。
これで、一歩先へ進めそうです(^^ゞ