先週の1/12(月)に新宿紀伊国屋ホールで開催された、神田昌典さんと高橋洋子さんのトークショーにいってきました。テーマは「社会起業」。福祉を通して「働く意味、仕事の意味」を考えるきっかけになればということでした。
最初、40分ほどのドキュメンタリー映画『しごとのいみ』を観ました。精神障がいを後天的に持つこととなった六田さんという青年が、妻や子どもたちといかに生き、働くかという内容でした。
ドキュメンタリー映画の舞台でもあるフレンチレストラン「ほのぼの屋」は機会があればぜひ行ってみたい。
このドキュメンタリーをBS番組の「はたらくげんき」でプロデュースしているのが神田さんで、ナレーションを担当しているのが高橋さんということで、そのつながりでのトークショーでした。高橋洋子(歌手)って誰?って無知なボクは思ってしまいましたが、『新世紀エヴァンゲリオン』で使われている「残酷な天使のテーゼ」を歌われている方でした。
トークショーメモ
■日時 1月12日(月・祝)18:30開演(18:00開場)
■第124回 新宿セミナー @ Kinokuniya
TV番組「はたらくげんき」(BS11)トーク・ライブ
神田昌典(経営コンサルサント)+ 高橋洋子(歌手)
【社会起業 〜 ひとりではじめる、幸せな仕事のカタチ】
<神田昌典>
- 成功者の中ではバランスをとるようになっている。明るければ明るいほど、影が強く出てくる。その影にきちんと対応しない限り調和は生まれない。高度経済成長にも影がありその対応として福祉がある。それをしっかり対応していくことで調和が生まれる。
- 福祉にはビジネスヒントがある。
- 福祉・障がい者を社会と切り離すのではなく、つなげていくことによって価値が生まれる。
<高橋洋子>
- 障がい者には自分の言葉を持っている。今、ここに集中する。そこに言葉のチカラがある。一緒にいると心が開く。それは彼らの強さでもある。
- 今の社会は福祉・障がい者を切り離してしまっている。児童施設・高齢者施設を同じところでやればいい。切り離さないのがこれからの社会のあるべき姿。
- これほどの学びの場はない。あれこれ考えるよりも身を委ねて関わってみる。そうすると、どちらが障がいを持っているのかがわからなくなる。
反省
まとめを書こう、書こうと思っているうちに1週間ほどたってしまいました。時間がたつと思考や記憶が熟成されるかと思いきや、記憶はどんどん失われていくのですね(汗)。それを思い出しました。言葉の細かいニュアンスや状況がメモだけでは分からなくなっている(^_^;)やはり記憶の熱いうちに書いて残すのが大事です。