超短読書メモ
スティーブ・ジョブズ神の交渉力―この「やり口」には逆らえない! (リュウ・ブックスアステ新書 48)
- 作者: 竹内一正
- 出版社/メーカー: 経済界
- 発売日: 2008/05/01
- メディア: 新書
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- 一流の人間だけで会社をつくれば、みんなが一流の人間を雇おうとする。だが、そこに二流が一人まぎれ込むと、そいつが同じ二流を集め始めるから、またたく間に会社が二流と三流だらけになってしまう。
- ビジネスでは、戦っている相手は日々変化する。変化に気づかない人、あるいは変化を見る勇気を持たず、初対面の印象を引きずってしまうビジネスマンや経営者は少なくない。だが、先入観に振り回されては、有利に交渉を進められるはずがなく、時機も遠のいてしまう。
- ちょっと恥ずかしくても、上司や先輩が居並ぶ会議の席で、思い切って手をあげ、意見を言ってみよう。「なんだコイツは」と無言の圧力を感じても、くじけてはならない。何度もくり返せば恥とは思わなくなる。やがて、黙って座っているだけの連中が無能に見えてくる。そうなればしめたものだ。
- お金が不足し、銀行から借りることになれば、やりたくない仕事をやらされたり、本業に力を注ぐことができなくなったりしかねない。自己資金を持つことで、「事業の自由」が保障されるのだ。
- 人生で大きな決断を下す際にもっとも助けになったことは、もうすぐ死ぬということを頭に入れておいたことだ。周囲のプライド、または失敗や恥への恐怖は、死を前にすると消え去り、本当に大事なことだけが残る。自分の気持ちに従わない理由はない。(ジョブズ)
- 会社勤めをしていると、いつしか自分の人生が他人の人生にすりかわっていることがある。社内での地位の安定を求めると、自分の人生からそれていく。自分の意志を通そうとすると、立場は不安定になる。組織の中で自分の人生を生きるには、不安定な状況を受け入れる覚悟が必要だ。そして、自分の人生を生きようと挑戦するサラリーマンからこそ、すごいモノは生まれるのだ。