ファシリテーションの学習メモ
- 作者: 堀公俊
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2004/07/16
- メディア: 新書
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ファシリテーションがもたらす3つの効果
- 学習するスピードを高める
- チームの相乗効果を発揮させる
- メンバーの自律性を育む
ファシリテーターに求められる技術
1.[共有] 場のデザインのスキル ―― 場をつくり、つなげる
■チーム設計
- 場をデザインする5つの要素
- 目的・・・方向性
- 目標・・・到達点、ゴール、アウトプット
- 規範・・・グランドルール
- プロセス・・・目標に到達するための道筋(ロードマップ)
- メンバー・・・目的にふさわしい、できるだけ少ない人数で。
■プロセス設計
- 「起承転結」型プロセス
- 「発散・収束」型プロセス
- ダイアログとディスカッション
- 「問題解決」型プロセス
- 「体験学習」型プロセス
- 体験→同定(シェア)→解釈→一般化→応用→実行
■アイスブレイク
2.[発散] 対人関係のスキル ―― 受け止め、引き出す
■傾聴と質問
■非言語メッセージ
- 口調、表情、態度の3つに注目する
■非攻撃的自己主張
- 質問を使う
- オープンクエスチョンを使う
- 不完全質問にする
- Weを主語にする
- 人ではなく内容を責める
- 一歩引いて主張する
- 一致できる点を強調する
3.[収束] 構造化のスキル ―― かみ合わせ、整理する
■論理コミュニケーション
- ロジックツリーを活用する
■ファシリテーション・グラフィックス
4.[決定] 合意形成のスキル ―― まとめて、分かち合う
■意思決定手法
■コンフリクト・マネジメント
- コンフリクト発生時は、相互理解が深めるような働きかけをする。
- 意見を正しく理解できているかどうか、その背景から理解する
■フィードバック
- 相手の行動や態度を見て思ったことや自分に与えた影響などを、できるだけ具体的に伝えてあげること。
- 批評や助言は必要なく、相手の行動をコントロールするようなことを言ってはいけません。