「ユダヤ」と聞いてどんなことを連想するでしょうか。ユダヤ教、イスラエル、富豪、ホロコースト、ナチスによる迫害、流浪の民、アインシュタイン、スピルバーグ、多くの優秀な人材、こういったことを連想します。でも「ユダヤ」の歴史とか、どういった特徴のある民族なのか実はよくわかっていなかったりします。
今回、そんなことを少しでも知れたらいいなぁーと思い、かずさんが主催する勉強会に参加してきました。
■勉強会メモ
- 信仰そのものよりも、目に見える行為(安息日を守るなど)を重視する。
- ユダヤ教を残すには軍隊よりも教育を重視。
- ユダヤ教徒は自分の運命は自分で切り開けると思っている。人間の入る余地がある。
- 自分なりの考えを導き出す。正解を求めるのではなく、答える至る道程、「考える」という行為そのものを重視する。そのためよく「質問」する。
- 「タルムード」はトーラーの注釈書、その時代時代によって、解釈がかわる。
- 「タルムード」はユダヤ教徒の生活-信仰の基となっている。
- 移民住宅、無利子ローン貸付会、孤児収容所などがある。
なぜユダヤが迫害されつづけてきたのか。それに屈することなるなぜ存続することができたのか?
今回の勉強会でわかたことは、彼らは本当に重要な伝統や歴史を忘れずに原体験を維持するために、極めて優れた教育を行ってきた。また同時に時代の変化にも柔軟に対応してきた。彼らの歴史を通して彼らがどう生きてきたいのかを学ぶ意義は日本人として大きいと思う。