思ったことを「メモ」にとっておく

主に読んだ本の備忘録として「本の抜き書き」と「思ったこと」を書きつづり、さらに本以外のことでも「メモしたこと」、「考えたこと」についてつづっているブログ

自分を知る@MBTI


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「彼を知り、己を知れば、百戦危うからず」


孫子の兵法にはあります。あまりに有名で格言にもなっていますが、これを実践している人ってどのくらいいるでしょうか。ボク自身、自分のことがよくわからずただ漠然と進んできたため、今更「自分を知る」ことに最近は時間を費やしております。


先日、友人のもんさんの紹介で「自分を知る」方法のひとつにMBTIという性格診断があるときいて、そのワークショップに参加してきました。


最近、他者の何かに惹かれるということろを通して「自分を知る」ロールモデル思考法を別エントリで書きましたが、今回はMBTI(MYERS-BRIGGS TYPE INDICATOR)という性格診断を通して「自分を知る」という内容になります。


このMBTIの内容はある本の紹介で以前書いたエンのエントリーで書いた本の紹介でも書いていました。


そこで復習ですが、基本となる要素があって、それはそれぞれ対立項目がありどちかにより自分が近いをさまざな視点から評価していきます。

  1. 外向(Extroverted)or 内向(Introverted)
    • 心のエネルギーの方向性、人々の興味関心の向く方向性
  2. 感覚(Sensing)or 直感(INtuitive)
    • 人・出来事・起きている事、物事、考えなどを認識するあらゆる方法、つまり「INPUT(認識の仕方)」。
  3. 思考(Thinking)or 感情(Feeling)
    • 意思決定、評価・取捨選択・反応など、知覚されたものについての結論を導き出すあらゆる方法、つまり「OUTPUT(判断の仕方)」。
  4. 判断的態度(決断)(Judging)or 知覚的態度(柔軟)(Perceiving)
    • 外界への関わり方で、外界に対して判断機能(FかT)を用いて対応するのがJ、外界に対して知覚機能(SかN)を用いて対応するのがP。

これらの4つのみ合わせから16のタイプが出てきます。



MBTIの講師はみやっちさん。とても元気ハツラツな女性です。


ワークショップは6人で3〜4時間みっちりやりました。最初はいわゆる紙を使っての机上テストを行いました。質問用紙があり、それを黙々と答えていきます。そうすると、16パターンの中から自分のパターンが出てきます。


大事なのは、テストをやって終わりということではありません。ここで終わったら本を読んでおわるのと同じなのですが、机上のテストで出てくるのは「報告されたタイプ」ということで、ともすると、

  • 回答したときには、自分の志向がまだはっきりしていなかった。
  • 「こうありたい」「こうすべき」という考えを念頭において回答した。
  • 自分の仕事上の期待は生活環境によって、回答が左右された。
  • 回答に何がしかの偶然の要素が入り込んだ。

これがあるために、ずれてしまっている要素もあるかもしれません。実際にその後のワークが進む中でそれがわかってきました。


机上テスト後は、みやっちさんの主導でそれぞれの対立項目について、参加者1人ひとりと話しをして、質問をしながら、どちら側を出していきます。「報告されたタイプ」よりも下層にある「ベストフィットタイプ」をみつけるということでした。


ワークショップを終えた結果、ボクの場合、1月のときは「ENFP」でしたが、「INFP」ということにとりあえずは落ち着きました。必ずしも決めなければならないことはないそうです。迷って当然ってことでしょうかねぇ。


それぞれのタイプの特徴や短所などがワークショップで配布されたテキストに書いているのですが、「ENFP」と「INFP」の両方を読んで自分の素の状態にしっくりきたのが「INFP」でした。とりあえず、このタイプを自分の「ベストタイプ」と認定して仕事の仕方や、仕事そのものを選んでいこうと思いました。いいタイミングで参加できました(^^)