雨が降ると、電車の中が湿っぽくなるとか、傘を持ち歩かなければならないとか、服が濡れるなぁとか思ったりする。そんなことを思うだけで気分がゲンナリする。どんなに頑張っても天候を変えることはできない。変えることができるのはその見方のみ。ちなみに乾季のあるインドでは、雨が降ると「天からの恵み」ということで本当に喜ばれる。
『雨がふってもよろこぼう!』嶋津良智著
雨がふってもよろこぼう!~人生が良い方向に向かう!心を鍛える25の習慣~
- 作者: 嶋津良智
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2007/12/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 18回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
■読書メモ
- 得られる成果が変わらないなら、イライラしたり、怒ったりすることは選びません。ちょっと我慢して同じ結果が得られるなら、不快にならない選択肢を選んだほうが、結局は、自分のためになります。
- 人は結果から学ぶことはありません。人はプロセスからのみ学ぶ生き物なのです。
- 他人は変えられない。そもそも人を動かそうと考えること自体チャンチャラおかしいですよ。上司というのは、部下が自ら動こうとする環境をつくることが大切なんです。
変えるのは相手や環境ではなく、自分の見方を変える。一歩ひいて落ち着いてみれば、いろんな視点が見えてくる。複数の視点も持てる方がより自由度の高い生き方ができる。他人や環境のせいにしているうちはどこまで行っても不自由で地獄への道が続くだけだと思う。複数の視点を持つことで精神的なゆとりが生まれ主体的な姿勢で生きることができる。
いかにして複数の視点を持つのか? ボクの場合は多読・多聴につきる。自分が経験していないことを、読書や他人の経験を聞くことで効率的に疑似体験できる。「知っている、知ってない」というのは精神的なゆとり面で大きな違いにつながる。自分だけの経験に頼っていては限界があるから、人の経験をどんどん借りてくればいいと思う。また、他の人とそれが共有できればより主体的で豊かな人生となるのではないかと思う。