本を読んでいると、気が散ってぜんぜん入ってこない時があります。ボクはそれでも強引に読み続けるクセがあるので、読み方の質にムラが出てしまいます。せっかく時間を創って読んでいる本なのだから、その本からの吸収率をとことん上げたいところです。そのためには集中して取り組める環境づくりがポイントになりそうです。トニー・ブザンの『マインドマップ読書術』に「集中力が途切れる原因に対処する」という内容があり対処法が紹介されています。
- 作者: トニー・ブザン,近田美季子
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2009/05/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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■集中力が途切れる原因に対処する
原因1:知らない単語・意味がわからない言葉につまずく
- 読んでいてわからない言葉に出くわしたら、その都度すぐに調べずに、下線を引くなど、印だけをつけておく。
- 最後まで読んで、言葉の意味を調べる必要があれば、そのときに調べる。
原因2:あまりに知識がないせいで集中できない
- 本の概要が頭に入るまで、スキャニング(キーワードを頼りに全体をざっと眺める)やスキミング(斜め読み)をするとよい。
原因3:読む速度の問題
- 読む速度が上れば、おのずと理解度も向上し、あなたの脳は、意味を成すまとまりごとに意味を読み取れるようになるはずだ。
原因4:気がかりなことがある
- 気がそれるのに気づいたら、その思考の糸を断ちきって、注意を引き戻す必要がある。
原因5:準備不足で気が散る
- 必要なもの(メモ、付箋等)を前もってすべて手元に揃えたうえで、一度にどれだけ読み進めるかを決め、その区切りまで読み終えるごとに休憩するように計画すればよい。
原因6:興味がないものを読まなければならない
- 書かれていることに難癖をつけるつもりで読む。意見の合わない人と議論するような感覚になり、読書にものめりこめるものだ。
原因7:モチベーションの欠如
- 目標を見直そう。なぜその情報を得る必要があるのかをはっきりと自覚すれば、読みとおす気力が増すはずだ。目標を再認識しつつ、できるだけ速く読みきることが、最大の成果につながる。
原因8:体調がすぐれない
- 定期的な有酸素運動を行って、脳に酸素を行きわたらせ丈夫な身体の維持に努めよう。
最後の「体調がすぐれない」の対処法はとりあえず感(汗)が強い気がしますね。ボクは体調悪いときには、字面を追っているだけになりやすくなるので本は読みません。難癖読書法はやったことないので、ちょっと参考にしてみようかと思います。あとは、気がかりなことがある場合と、準備不足の場合ですね。ボクはコレが一番集中力を落としている原因になっています。事前の準備と言っても、付箋やペンをしっかり手元に用意しておくとかぐらいですけどね。あとは読む目的がハッキリしていることと、気持ちがスッキリしていることが大事ってことですかね。