思ったことを「メモ」にとっておく

主に読んだ本の備忘録として「本の抜き書き」と「思ったこと」を書きつづり、さらに本以外のことでも「メモしたこと」、「考えたこと」についてつづっているブログ

足が地に着いているか?


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 ある人の話しを聞いてこんなことを思いました。
 
 キャリアデザイン、スキルアップ等の自己啓発系のビジネス書を読んで、「自分にもできる」と思い込んでしまうことがあります。現実の実力ってものがあるはずなのですが、本に書いてある状態を自己に投影して、気分だけは成功者になっていたりします。アクションヒーローモノの映画を観た後の気分です。
 
 この手の本にひたすら触れていると、現実の自分とどんどんかけ離れていきます。「現実の自分」と「こうありたい自分」との乖離があることに目をつぶり、妄想(笑)だけが大きくなります。自己が肥大しているというか、自我バブルというか。最近、偽カツマーという言葉が出てきていますが、このことを言うのかなぁーと思います。
 
 そんなフワフワしていて「足が地に着いていない」状態です。いくら勉強会やセミナーに出て、本を読んだところで1年経っても現実の生活は変わりません。気付いたら悪化しているかも(汗)。
  
 足をしっかり地に着けて、その上で必要に応じたセミナーや勉強会・読書会に出てしっかり身につけていけばいいのだと思います。学ぶべきことは多いですし、それを現実の仕事や生活に落とし込めれば自ずと改善につながります。そのためにも自分を振り返るための「内省」って大事だと思います。嫌であっても現実の自分をしっかりと客観的にも見ていかないと、ですね。