思ったことを「メモ」にとっておく

主に読んだ本の備忘録として「本の抜き書き」と「思ったこと」を書きつづり、さらに本以外のことでも「メモしたこと」、「考えたこと」についてつづっているブログ

DVD付き「強み」本 @ 『「興味」と「成功」の法則』


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 久々にsmoothさんの「マインドマップ的読書感想文」を読んでいたら、ストレング・ファインダーのマーカス・バッキンガム氏の最新本が出たことが紹介されていました。そのタイトルが『「興味」と「成功」の法則』です。まあ、なんともありふれた感じのタイトルです。マーカス・バッキンガムが著書でなければ完全にスルーしていたところです。久々にamazonで即買しました。
 
■『「興味」と「成功」の法則』マーカス・バッキンガム著

「興味」と「成功」の法則 “ほんとうのあなた”を仕事に活かそう! (DVD付)

「興味」と「成功」の法則 “ほんとうのあなた”を仕事に活かそう! (DVD付)

   
 マーカス・バッキンガムの本といえば、
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

「さあ、才能に目覚めよう」が代表作だと思います。これは34の資質の中からその人の強みを静的に捉えて説明した本ですが、これをさらに行動と感情から強みを動的に定義しようとしたのが、『最高の成果を生み出す 6つのステップ』となります。
最高の成果を生み出す 6つのステップ

最高の成果を生み出す 6つのステップ

 
 この『最高の成果を生み出す 6つのステップ』では時間をかけて「強み」を定義していく内容なのですが、実践していく上で敷居がちょっと高いのですが、この『「興味」と「成功」の法則』はその簡易版といったところでしょうか。
 
 そしてこの本にはDVD強み・弱みを記録するメモパッドが付録として入っております。本の本体の厚さと比べて2倍ほど分厚い収納部分がかなりジャマですが、DVDはかなりよいです。これを買うためだけに買ってもいいかもしれません。本そのものは100頁ほどなので小冊子のようです。
 
 DVDにはマーカス・バッキンガムが出ていて思った以上に若く、そしてアツイ人です。思わず2回続けてみました。本はDVDを観たことを前提として書かれているので、先ずはDVDを観てから本を読むようにと書かれています。DVDを観て、本を読んで印象に残った言葉をメモしました。
 

  • 自分の強みを仕事で発揮できているのは、10人のうち2人にも満たない。
  • 得意なことが強みではない。得意でも退屈なことは弱みなのです。
  • 見事な結果を出せたのに憂鬱になる。終わったあとに脱力感を覚える活動、それが弱点だ。
  • 強みとは、自分が充実感を得られる活動のことだ。

 
 「強み」と「弱み」と「得意」と「苦手」はそれぞれイコールではないってところが興味深いです。この本では「強み」を見い出していく取っ掛かりとして「興味」を把握することをあげています。この「興味」にフォーカスしているのは他の強み本では見受けられなかったと思います。何に「興味」があるのかを自身に問うことは「強み」も洗い出すよいとっかかりとなりそうです。
 
 そして、様々な活動の中で自ら行動したことによって出てくる「好きなこと」「嫌いなこと」ことを付録のメモパッドに1週間ほど記録していきます。ボクはこれがうまく出来ません。他者によるコーチング的要素が必要だと思っています。ここがしっかりできれば自分の「強み」を明かにできそうです^^