思ったことを「メモ」にとっておく

主に読んだ本の備忘録として「本の抜き書き」と「思ったこと」を書きつづり、さらに本以外のことでも「メモしたこと」、「考えたこと」についてつづっているブログ

ななめの関係


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 ここ数日、何人かの方に「ななめの関係」の重要性について語り合いました。生きていると、上司・教師・親と自分の関係を縦の関係があり、同僚・友人・兄弟を横の関係があります。どちらの関係も密接であり日常過ぎて、ある種の利害関係のようなものが生まれてきます。そうすると、縦の関係にはダイレクトすぎて相談できないことや、横の関係では相談してもお話にならないことが出てきます。
 
 そこに縦の関係でもなく、横の関係でもない、「ななめ」の関係が大事になってきます。ゆるい縛りのない関係ですが、安心して相談ができる関係なのです。子どもであれば、学習塾の学生バイトの講師や学童クラブのお兄さんお姉さんです。社会人であれば、カウンセラーやコーチングをしている人などがそうかもしれません。 
 
 先生や家族や上司に話せないけど、友だちに話すにはちょっと頼りない。そんなときに浮かび上がってくるのが「ななめの関係」の人です。縦横どちらにも相談できずに悩んで悶々としているときは自分にとっての「ななめの関係」の人にあったってみるのがオススメです。
 
 ちなみに、ボク個人の経験ですと、「ななめの関係」となりえる人が見つかりやすい場は読書会や勉強会でした。同じ問題意識や共通認識があるけど別の視点をもった人たちと出会いやすい「場」なのです。自分の抱えているテーマや悩みがあれば、そういった「場」を活用することもオススメです。