営業に才能はあるのか?ないのか? ここ半年、営業という仕事にかかわるようになってから、このことにはとても関心(@@)があります。ここしばらくエントリでとりあげている「強み」を深めていくうちに「職業としての営業」と、いかに「強み」が関係するのかを考えてきました。ストレングス・ファンダーの知見から書かれた『あなたのなかにあるセールスの才能』をベースに考えたことをまとめていきます。
『あなたのなかにあるセールスの才能』ベンソン・スミス他
- 作者: ベンソン・スミス,トニー・ルティリアーノ,加賀山卓朗
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2004/01/26
- メディア: 単行本
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この本では営業には多くの神話があり、その神話に営業管理者も営業担当者も振り回され営業の生産性を阻害しているという。例えば、こんな神話がある。
<神話>
意欲を持ち、訓練を受ければ、誰でもものを売ることができる。
ボクも営業に限らず、意欲を持ち、訓練を受ければ、何かしらを成し遂げることができると思っているタチでした。でも、「強み」について知っていくと、そういうことではないということがわかってきます。
誰でもものを売ることができるという考えはナンセンスである。営業は決して誰にでもできる仕事ではない。なぜなら、営業というキャリアの中で一貫して成功を収めるには、確固たる才能が必要だからだ。
ここを読んで、営業には確固たる才能があるのかぁ。どんな資質が必要なんだろう・・・と思ったけど、これは一般論で汎用的な「営業の才能」ということではなく、その人の「強み」や「仕事の仕方」や「価値観」からくる特有の営業のあり方で、営業の才能を見い出すということでした。
トップクラスの営業担当者が、並外れてすばらしい成果を生み出し、得意客との関係を築き、維持するのに直接役立っているのは「熱意」である。どうすれば熱意を抱くことができるのか?それには3つのポイントがある。
- 自分の強みを発見する
- 自分にふさわしい場所を見つける
- 自分に合ったマネジャーのもとで働く
「営業の才能」の熱意があるかどうかを自分の「強み」から見い出し、それがあるようならその強みに見合った相応しい場所を見つける。ここまでいくのって、けっこう大変な気もしますが、簡単に出来ていりゃ誰も苦労しないですね(汗)。
このエントリは続きます。
参考
- 作者: マーカスバッキンガム,加賀山卓朗
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2008/06/24
- メディア: ハードカバー
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さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
- 作者: マーカスバッキンガム,ドナルド・O.クリフトン,田口俊樹
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2001/12/01
- メディア: 単行本
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「興味」と「成功」の法則 “ほんとうのあなた”を仕事に活かそう! (DVD付)
- 作者: マーカスバッキンガム,田口俊樹,濱野大道
- 出版社/メーカー: 宝島社
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