就職活動や転職活動で適性診断等の自己分析をやって職業を検討することがあると思います。職業といっても実態は状況や環境によって千差万別です。例えば医者に向いている適性ってあるのか? 個人経営の病院での医者もいれば、大学病院といった大組織での医者もいます。また、医者といっても、内科医もいれば、外科医もいれば、精神科医もいます。それぞれで異なった才能が必要となります。
ドラッカー先生が仕事で成果をあげ成長するために知っておくべき自分のこととして次の3つを挙げております。
- 強み
- 仕事の仕方(理解の仕方と学び方)
- 価値観(好き嫌い)
この「強み」「仕事の仕方」「価値観」の3つの視点から自分の働く「場」を決めていくことが大事ではないかと。。。。職業軸でもなく、会社軸でもない「自分軸」をしっかり見据えておくということです。これ見据えておかないと、なんど転職しても「自分」と「働くこと」がかみ合わないままの可能性大です。
医者の例でも、人の話を聞くのが強みなのか、職人的な技術で外科手術をどんどん伸ばしていくのが強みなのか。人によってこの「強み」は大きく異なります。人の話を聞くことが「強み」なのに外科手術のスキルを求められる場にいてもその人本来のパフォーマンスは発揮できません。
大学病院等の大きな組織の中で勤務医として働くことが合っているのか、開業医として個人で働くことが合っているのか、臨床からスキルを高めるのか、研究からスキルを高めるのか。これも人によって「仕事の仕方」として異なります。
都会で働くことが好きなのか嫌いなのか、その病院の社風が好きなのか嫌いなのか、これも人によって「価値観」がかなり異なります。現実はここが一番難しいかもしれないですね。そこに足を踏み入れてみないと実態がわからなかったりもするので。
これらをすべて熟知していくのが価値ある自己分析です。職業や会社を軸において働く「場」を決めてしまうと、この3つがかみ合わない「場」を選んでしまっている可能性が大きくなります。今の就職活動や転職活動はほとんどがこのパターンである気がします。もっと自分を「軸」において働く「場」を探す、もしくは創っていきたいものです。
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