ボクはサラリーマンではないけど、お金サバイバルする必要はある。いかに過剰消費に気付き、それを止めることができるか。それで、こんな本を読んでみました。
『サラリーマンのためのお金サバイバル術』岡本吏郎
サラリーマンのためのお金サバイバル術 家・車・保険、「人並み」な買い物が破滅を招く (朝日新書)
- 作者: 岡本吏郎
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2009/11/13
- メディア: 新書
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この本では「資本主義は誰かにお金を使わせるのがゲーム。みんな知らないうちに、ババを引いているのだ」という。お金を使わされているということに気付くには十分な内容となっています。
「人並み」な生活といいながら、実は過剰消費な生活であることに多くの人は気づきません。この本では「人並み」な生活から脱却することで、逆にお金持ちの道が開けると書いています。それには誰もが知っている大原則があります。
■サラリーマンのお金の大原則
収入よりも少ない支出で生活すればいい。
しかし、「人並み」な生活をすることで、これが全体として逆になってしまっていると。「人並み」な生活とは、マンションか戸建を買って、車を持ち、生命保険に入って、時には旅行も行って・・・・という生活。
実はこれが過剰消費を招いているといいます。これへの対処方法としての「解」もあるのですが、なぜか松下幸之助や、本田宗一郎の伝記や若手経営者の成功体験といった「特殊解」に気持ちが向かいがちです。みんなが憧れ、惹かれるのは「特殊解」です。でも誰にも同じことはできません。
サラリーマンにとって、本当に効果的なのは「一般解」なのですが、この「一般解」は残念なことに人気がないと言います。わかりきっていて、退屈だと。
この本を読んでいくと、「一般解」を進めていくと、サラリーマンにとっての「人並み」の生活から脱却することとなります。クルマを持たない、持ち家を持たない、生命保険は本当にいるのか、外食はしない、旅行の回数を変える、もしくは行かない。
そのための具体的な方法が筆者の経験上からも多々書いてあります。全て書くことはやりませんが、ポイントがあるといいます。
管理すべき支出
- 住居費
- 保険料
- 教育費
- 外食費
- 旅行代
- 車代
この支出を管理して抑えていく、もしくは大幅にカットするだけでもかなりの効果が見込まれます。貯めたお金を運用する手立ても書いておりますが、サラリーマンに見合った投資がオススメされていました。
「一般解」として「住居費」について著者の経験から住宅を持つということが書いてあった。とことんコストを抑えるやり方が紹介されていましたが、手法そのものは、ほとんどの人がマネすることができない「特殊解」だと思った。やはり成功するには自分なりの「特殊解」が必要でそれが「現実解」となりそうです。
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