先日のエントリ<営業の才能?@営業の強み(2)>の続きです。
トップクラスの営業担当者が、並外れてすばらしい成果を生み出し、得意客との関係を築き、維持するのに直接役立っているのは「熱意」である。どうすれば熱意を抱くことができるのか?それには3つのポイントがある。
- 自分の強みを発見する
- 自分にふさわしい場所を見つける
- 自分に合ったマネジャーのもとで働く
今回はこの3つのポイントの中の「自分にふさわしい場所を見つける」を取りあげてみます。
自分の強みを活かし続ければ成果が向上することはわかります。難しいのは、如何にして現在の仕事のなかで実現するのか、もしくは、自分にふさわしい仕事と出会えるかです。
営業をおこなう人にとって、それはもっとも優れた才能を活用した営業スタイルを身につけることであり、転職を考えている場合には、できるかぎり自分の才能に合った仕事を見つけ出すことだ。
(『あなたのなかにあるセールスの才能』)
端的にいうと自分の才能を活かす適材適所を作り出す、もしくは探し出すことになるのでしょう。今の営業の仕事をタスクごとに書き出し、そのタスクに自分のどいういった資質や才能が役立っているかを考えてみるのもいいかも知れません。そうすることで、自分の才能や資質を毎日の仕事の中で活用できるように工夫することも可能となります。適性の強い仕事をより多くしていくことで自分の強みも更に強化されます。
仕事にあたって、適性が低ければ低いほど、優れた成果や仕事に感じる満足感を、より多く犠牲にしていることになる。新しい仕事や役割を検討するときに自問すべきは、「この仕事ができるか」ではなく「この仕事で圧倒的な強さを発揮できるか」だ。
(『あなたのなかにあるセールスの才能』)
特に転職するときに気をつけなければならないのは、いままでの仕事の経験に依存しすぎて、「適性に欠けた仕事」から、また別の「適性に欠けた仕事」に変わるだけで終わってしまうことは避けたいところです。
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