昨日のエントリーでは『減らす技術』に貫かれている大原則が2つあると書きました。本の中では実際に減らしてくための原則として6段階の視点から書かれています。レオ・バボータ氏の「減らす技術」の基本的な考え方となっています。
『減らす技術 The Power of LESS』レオ・バボータ著
- 作者: レオ・バボータ
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2009/08/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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■減らす原則
- 制限する
- 1度にひとつずつ変える
- 制限値を決め、習慣化する
- 本質に迫ることだけを選ぶ
- 生産性だけ上げても意味はない
- 本質を見極めるための質問
- シンプルにする
- 集中する
- シングルタスクに集中する
- 「今」に集中する
- 習慣化する
- 小さくはじめる
先ずは制限することからはじまり、制限するとういことは何かを選び何かを捨てることですから、選ぶのであれば本質に迫ることだけを選ぶこととなります。そこに集中することで為すべきことが為せますね。雑多なことやインターネットやメールに気が散ってしまっては集中できません。さらに、減らすための「テクニック」として11テクニックが紹介されています。
■減らすテクニック
- シンプルゴール
- 「ワン・ゴール」方式
- シンプル・プロジェクト
- 達成に集中する
- シンプル・タスク
- 最も重要なタスク
- スモールタスク(小さくはじめる)
- シンプル時間管理
- 意識的に「フロー」に入る
- 自分の優先順位を知る
- タスクを減らす
- バッチ処理でまとめてやる
- シンプル・Eメール
- Eメールの処理時間を減らす
- 入ってくるメールを減らす
- 書く量を減らす
- シンプル・インターネット
- 使用状況の自覚
- 「オフライン」で仕事する
- 目的を持って計画的に使う
- シンプル・ファイリング
- シンプル・コミットメント
- リストアップ→ショートリスト化
- 大切ではないものを減らす。
- 「ノー」と言う
- 好きなことをする時間をつくる
- シンプル・ルーチン
- 朝のルーチン
- 夜のルーチン
- シンプル・デスク
- 家の中もシンプルに
- シンプル健康管理
- エクササイズ
- 食事管理
- レベル上げと維持
「減らすテクニック」というだけあって具体的な内容となっています。健康管理まであるし・・。個人的にはワン・ゴールやEメール、インターネット、ルーチンは参考になりました。さくさくとマネしてみようと思います。