仕事や人間関係で、なんか上手くいかないときってあります。
そんなとき、どう考えて、いかに行動するか。
そこには、その人特有の思考と行動のパターンがあり、その積み重ねがいままでの自分をつくり、これからの自分をも創ってゆくことになります。
それには、どんな思考・行動パターンがあるのかを完結にわかりやすく書いている本があります。
『たった3つのクセを直せば人生がうまくいく』本田直之著
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2010/04/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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うまくいかないことや問題発生時に直面したときの態度として、
- <外部要因思考>自分以外の外部のせいにしている
- <言い訳思考>言い訳ばかりで行動しない
- <思考停止>自分で限界を低くしている
こういった思考・行動パターンを積み重ねていくとダメダメ人間に成り下がりそうです。それがクセになっているのでジワジワと悪化していきそうです。気付いたときには、なんでこんなふうになってしまったのかと、いつからこんなふうになってしまったのかと、思ったりするのかもしれません。
ただ、本田さんは、この負の思考・行動パターンを良い思考・行動パターンへ変えていけるともいいます。
- <内部要因思考>自分を改善するクセ
- <工夫行動思考>リソース不足を受けれた上で出来る事を工夫し行動へ移すクセ
- <思考発展>自分の限界値をあげていくクセ
先にあげた負のスパイラス思考・行動パターンと対比するような内容です。書いていることは至極まっとうなことで理解もできるとは思いますが、これを実践行動に移して習慣化できる人はあまりいないと思います。
ただ、この本にはクセをかえるための一工夫があります。それは最後に21日間にわたって変るための習慣化キッドがついていて、毎日書き込んでいくワークがあるのです。
やはり、3〜4習慣は持続しないとクセらしきものにもならないと言われていますが、個人的には2〜3ヶ月続けないと習慣化しない感じもします。いずれにしろ、考え方はシンプルですが、行動・実践の維持が難しいです。ただ、そこは続けていきたいところです。