思ったことを「メモ」にとっておく

主に読んだ本の備忘録として「本の抜き書き」と「思ったこと」を書きつづり、さらに本以外のことでも「メモしたこと」、「考えたこと」についてつづっているブログ

ドラッカー先生の教えを実践するには?


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以前にも紹介した「もしドラ」が100万部を超えたそうですね。ビックりです。「もしドラ」に限らないですが、多くの人がドラッカー先生の本を読み、啓発を受けてきたと思います。
  
しかし、そのドラッカー先生の教えを丹念に実践し自分への落とし込みができている人は、ボクを含めて多くはありません。
 
ドラッカー先生の教えを実践する。
 
なかなかコレができないんですよねー。たしかにドラッカー先生の本を読み取って自分へ落とし込むにはもうワンクッション必要な気もします。
 
そこで、実際に自分に落とし込みたい方が、もう一歩すすむためのオススメ本があります。
  
『実践するドラッカー<行動編>』佐藤等編著

実践するドラッカー【行動編】

実践するドラッカー【行動編】

  
この本では「成果を出すための行動の仕方」として、
 

  1. 時間管理(時間が成果を決める)
  2. 意思決定(意思決定が未来をつくる)
  3. 自己目標管理(目標が成長を促す)
  4. 計画(計画が実現性を高める)

 
の4点がまとめられていて、ドラッカー先生のコトバをテキストに具体的な解説が書かれています。佐藤等さんを中心に開催されてきたドラッカー本の読書会で培われた実践シートなるものあり、そのまますぐにセルフワークとしても使えます。
 
ボクとしては時間管理のところが特にヨカッタです。例えば、「■時間の塊をつくる」という項目がありました。そこには、次のようにテキストと解説(一部)がありあす。
 

 
<テキスト>
成果をあげるには自由に使える時間を大きくまとめる必要がある。大きくまとまった時間が必要なこと、小さな時間は役にたたないことを認識しなければならない。『経営者の条件』
 
<解説>
2時間を一つの塊とすると、一日8つの塊ができる。
・1日の終わりに、二時間の塊を何個確保できたかを振り返ってください。同時に、塊を意識して翌日の計画を立てます。
 

 
<テキスト>だけではなかなかイメージがつかみにくいですが、解説では2時間という具体的な時間が出ていたりして、実際の感覚をイメージしやすいのです。このようにドラッカー先生の教えを、<解説>で一歩踏み込んで書いてあり、自分に落とし込みやすくなっています。あとは実際にやるだけですね!