お店の売上げをあげるには、スタッフ同士を競争させる。それによってお店は活気付いて売上げを上げることにつながる。
という従来の販売・営業の見方を一転させ、販売スタッフの競争、営業ノルマを廃止して、商品・お客様・スタッフ同士の「よいとこへの気づき」を最も重視したお店がありました。
その結果、他の店舗よりも抜きん出た売上げを出すことができたそうです。競い合うのではなく共に創り上げていく関係をじっくり構築していったのです。
視点を
競争から共創へ
と変えたのです。
ものの見方、考え方、視点、尺度を変えてみることで、いままでみえてこなかった大事にすべことがみえてくることがあります。そんなさまざまな視点を紹介している本があります。
『幸せの新しいものさし』博報堂大学幸せものさし編集部
- 作者: 博報堂大学幸せのものさし編集部
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2010/06/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ここでは、視軸をかえるキーワードとして「ものさし」があります。11点ありますが、すべて実際の出来事を通して書かれています。
- 競争のものさし
- 売上げは、チームで「共創」できるもの
- 会社のものさし
- 社員がいちばん幸せな会社へ
- 消費のものさし
- 食べる人を、つくる人のパートナーにする
- 住まいのものさし
- 二拠点生活というライフスタイル
- 読書のものさし
- 人と本が新しく出会う場所
- 寄付のものさし
- 自分のための一食が、誰かのための一食に
- 学校のものさし
- 街がキャンパス、誰もが先生
- 感覚のものさし
- 暗闇のあたたかさは、人のあたたかさ
- 子育てのものさし
- パパ力で連帯する男たち
- 時間のものさし
- 失われた自然の時間を取り戻す
- 大人のものさし
- 「こどもごころ」で日本を変える
従来やってきたことに閉塞感があったり、行き詰まりを感じている、先がみえない、こんなことを思ったら、この本を一読することをオススメします。新しい視点が見え始めてきます。