思ったことを「メモ」にとっておく

主に読んだ本の備忘録として「本の抜き書き」と「思ったこと」を書きつづり、さらに本以外のことでも「メモしたこと」、「考えたこと」についてつづっているブログ

滋養強壮となった本10冊@2010年


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 この2010年はいかがでしたか? ボクにとっては仕事上の大きく変化のあった年でした。仕事がポジティブ心理学をベースとした内容に大きく変わったので、読んでいる本の傾向も偏っている感じはあります。とりあえず、影響を受け、自分の中にインストールしたいと思った本を10冊紹介します。

2010年に滋養強壮となった本10冊

1.「強み」本格実践編
『「興味」と「成功」の法則』マーカス バッキンガム

「興味」と「成功」の法則 “ほんとうのあなた”を仕事に活かそう! (DVD付)

「興味」と「成功」の法則 “ほんとうのあなた”を仕事に活かそう! (DVD付)

DVD付の解説があり、さらにわかりやすくなっている。ストレングスファインダーを受けたあとに、自分特有の「強み」をみつけるにはもってこいの本。
 
 
2.21世紀型モチベーションについて
『モチベーション3.0』ダニエル・ピンク
モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

今年前半はこの本で、けっこう盛り上がれました。実は昔からわかっている事実がほとんどだけど、モチベーションを2.0、3.0という分け方は面白いと思いました。
※関連記事:21世紀の新しい行動原理 @ 『モチベーション3.0』
 
 
3.WellBeingなライフスタイルを!
『Wellbeing』: Tom Rath
Wellbeing: The Five Essential Elements [Rough Cut]

Wellbeing: The Five Essential Elements [Rough Cut]

今年の後半はこの本をじーっくり読んできました(英語なのでじっくりとしか読めないというのもある)。WellBeing(幸福度・充実度)が5つの分野にわかれていて、それぞれの分野のWellBeingをあげるためのアドバイスについても言及されています。さらに自分のWellBeingを測定するWellBeing FinderをWEBで受けることができます。
 
   
4.ハーバードでもポジティブ心理学を実践する授業があった!
『ハーバードの人生を変える授業』タル・ベン・シャハー
ハーバードの人生を変える授業

ハーバードの人生を変える授業

友人の成瀬さんが翻訳した本。52週1年間の幸福度をあげるためのワークが俊逸です。
 
 
5.脳から心を考える本
『単純な脳、複雑な「私」』池谷裕二
単純な脳、複雑な「私」

単純な脳、複雑な「私」

脳神経回路についての小難しそうな内容ですが、高校生向けに話したことを本としてまとめているので、わかりやすく読みやすかったです。また、さまざまな事例も興味深い。
※関連記事:好きな人を振り向かせたいときどうするか?
 
 
6.人・仕事の出会いは紹介がよいらしい
『つながり 社会的ネットワークの驚くべき力』ニコラス・A・クリスタキスなど
つながり 社会的ネットワークの驚くべき力

つながり 社会的ネットワークの驚くべき力

友だちよりも友だちの友だちからの紹介の方が仕事がきまったり、長続きする恋人ができるという。
 
 
7.選択肢が多い方が後悔度が高まる!?
『なぜ選ぶたびに後悔するのか』バリー・シュワルツ
なぜ選ぶたびに後悔するのか―「選択の自由」の落とし穴

なぜ選ぶたびに後悔するのか―「選択の自由」の落とし穴

最上志向と最善主義の違いが何かを選択するときの態度にあらわれます。最上志向は選んだあとも後悔する。最善主義は選んだあとまあまあと思う。
 
 
8.日本人にとっての幸福にも言及
『幸せを科学する』大石繁宏
幸せを科学する―心理学からわかったこと

幸せを科学する―心理学からわかったこと

数あるポジティブ心理学の本の中でも日本人特有の幸福感について言及されている本です。教科書的なのだが、実は隠れた良書。
 
 
9.ポジティブだけではなくネガティブも必要
『ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則』バーバラ・フレドリクソン
ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則

ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則

充実度の高い人のポジティブとネガティブの比率が3:1であったという。自分のポジ:ネガの比率を測れるテストもついています。  
 
 
10.ただのツイッター本ではない、ソーシャルネットワークでの生き方
ツイッターノミクス TwitterNomics』タラ・ハント
ツイッターノミクス TwitterNomics

ツイッターノミクス TwitterNomics

今年話題となったツイッターに代表されるソーシャルメディアでの生き方についた本格的に書かれた本です。
※関連記事:ソーシャルメディアでの生き方@『ツイッターノミクス』
 
  

血肉化するために読む

これら紹介した本は、何度読んでも耐えることのできる本であると思います。そういった本こそ、自分の実践として取り入れ自由に使えるようにしたいです。