会社組織から離れ自分で事業をやっていくなか、いろんな起業家や個人でやっている人と話しをする機会が増えた。大半の方々が最初から起業しているのではなく、会社勤めを経て独立している方々です。
会社に勤めていた頃と、自分で事業を営むようになってからでは、大きく意識が変わったと言います。昨日、「BIG tomorrow」に掲載されてきたロバート・キヨサキ氏の記事をまとめた本を読みました。
『お金がお金を生むしくみの作り方』ロバート・キヨサキ
- 作者: ロバート・キヨサキ
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2009/10/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本の中で「起業家と従業員の違い」について書いているところがありました。
- 従業員の考え方をする人は「自分のビジネスを始めたいけど、お金がない」などと言う。目を向けているのはリソース、この場合は資金の不足であって、機会ではない。
- 起業家の考え方をする人は、「まずはビジネスを立ち上げて、そこから生まれるキャッシュフローでビジネスを運営しよう」と言う。
先立つお金があるかないかで議論が進むのが従業員の発想、ビジネスを興すことが先にあるのが起業家の発想。ビジネスを興すのはいいけど、資金が必要となる場合はどのように調達するのか。そいうった知識そのものが従業員の頃には持ち合わせいなかったりします。資金がなければ、無いなりのビジネスの構築の仕方を考え、そこからビジネスを営み、キャッシュを生み出していくことも出来ます。
- 起業家のスキルで一番重要になるのは『売る能力』だ。セールスができないなら、別の職業を考えた方がいい。
- 問題はお金がないことではない。本当の問題は、セールス能力に欠けていることだ。
キャッシュを生み出す基本スキルはセールスであるということは、十二分に実感しております。いくら最高と思っている商品やサービスがあってもセールスができなければ無いのと一緒。セールスといっても押し売るようなものではありません。その商品やサービルを必要とする人たちと如何に出会うか、探せるか。それが価値あるものとして届けることができるかどうか。かなり創造力と根気が必要なのがセールスだとおもう今日この頃です(^^)