思ったことを「メモ」にとっておく

主に読んだ本の備忘録として「本の抜き書き」と「思ったこと」を書きつづり、さらに本以外のことでも「メモしたこと」、「考えたこと」についてつづっているブログ

いかに働くかを考える @ 自然発生的組織に学ぶ


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ここ半年、いかに学び、いかに働き、そしていかに生きるのかを考えてきた。とくに最近は「いかに働くか」を主テーマとして考え行動してきた。そんな中、これからの働き方を模索する上での興味深いWEB記事を友人のKさんより教えていただいた。

■本当に強い会社が実践するレジェンドマーケティング
http://diamond.jp/series/legend_marketing/10003/


連載記事の3回目にあたる記事で、「スタートトゥデイ」の社長が会社の急成長の要因について次のようにコメントしている。

仕事をしているというよりも「仲間とキャンプに行くような感覚」。焚き火担当者がいて、野菜を採りに行く人がいて、魚を釣る人がいる。やがて、それぞれのグループやミッションが生まれ、パーティーがはじまり利益が出る。組織が自然に生まれ、業績が後からついてくる


「組織が自然に生まれる」ということろに、変化に柔軟な組織づくりや会社経営ができるのヒントがあると思った。しかし、いくら自然発生とはいえ、ある程度の軸が必要であることに変わりはないと思う。「烏合の衆」となるのか、「組織」となるのかというとろで、この軸があるかないかによるのだろう。スタートトゥデイの場合、この軸となるのが、理念となる。

企業理念:「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」経営理念:「いい人をつくる」


けっこう、抽象度の高い理念で、かなり幅をもった理念だなぁと思った。これぐらいの抽象度で幅を持たせないと、自然発生とまでは立ち行かないのかもしれない。ただ、理念をしっかりと表明することで、組織に軸ができるからか、経営スタイルがブレないという。この理念が雑多なことから一つのことを選択する基準となり、それに見合った人を呼び寄せているのかもしれない。自然発生的組織といはいえ、それに共振することで集ってきている気もする。


うまくまとめきれないが、成熟社会でのビジネスの起こし方、仕事の仕方の大事な要素がここにはあると思う。自分のおかれた状況ではどう見ていくのか?いろいろ模索していきたい。