超短メモ
- 作者: 藤原和博
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2005/04
- メディア: 単行本
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■カイゼンはどこから始めますか?
- 100のパワーのある人でも、最初から100個のカイゼンにチカラを注ごうとしたら、すべてに「1」のパワーしかあてることができません。
- 一方、1個だけ、象徴的なプロジェクトにまず100のパワーを注いだら、短時間で最初の勝利を得ることができるでしょう。
- カイゼンは、シンボルを探し、そのツボを押すところから始めます。
■目標は何ですか?
- 目標は、自分自身で考え抜かねばならない。とても孤独な作業ですが、人を動かす仕事をしている人は、ここだけは譲ってはいけません。聞く耳持たなくてもいい。その代わり、100%の責任がかかります。
- 目標に100%の責任がかかるから100%のパワーをかけて達成しようとする。そうした「責任感」のつながりが、よい結果を生み出すもの。
- みんなが口ずさめる目標が一番です。
■クレジット
- クレジット(あなたに寄せられた信任)の量が多ければ、あなたは他人に助けてもらいやすい人になるだろう。なぜなら、誰だって、魅力的で進化するものに引き寄せられるから。
- 味方が増えれば勝負はしやすい。知恵も力も借りることができるだろう。結果、クレジットが高い人は低い人より自由になれる。選択肢が多くなるからだ。
- 同じように、クレジットの高い組織は低い組織より強くなる。お金や人材など、調達できる資源の幅が広がり、より柔らかでスピーディーな経営が可能になるからだ。
- 経営(マネジメント)とは、クレジットを高める組織的な行為にほかならない。