思ったことを「メモ」にとっておく

主に読んだ本の備忘録として「本の抜き書き」と「思ったこと」を書きつづり、さらに本以外のことでも「メモしたこと」、「考えたこと」についてつづっているブログ

お腹の調子が悪い人は見ておきたい!@『新しい腸の教科書』


スポンサードリンク

 

IBSとの付き合いが長いボクとしては、「腸」とか「お腹」といったキーワードのある本があるとすぐに手に取って読みたくなります。今回の手に取った本は、まさにド・ストレートなお腹本です。FODMAPのところでも紹介したことのある江田証先生の本ですね。そのタイトルも『新しい腸の教科書』

 

 

f:id:mitsu1973:20191010141505j:plain

 

お腹の調子が悪いな~って感じる人は見ておくべき本です。この本は読むというよりも、図や写真が豊富なので「見て」理解する本です。また、オールカラーで、図解が豊富なので、飽きがこないんですよね。

 

新しい腸の教科書 健康なカラダは、すべて腸から始まる

新しい腸の教科書 健康なカラダは、すべて腸から始まる

 

 

ざざっと中身をみていきましょう。

 

第1章 知って驚く腸のしくみとはたらき

 

ここでは腸の構造を正面や右側、左側からみるように、腸の形状を立体的に理解できるように図で説明されているんです。

 

f:id:mitsu1973:20191010141558j:plain

 

こういうのって一般的な「お腹本」としては、いままであまり見受けなかったものです。この章でお腹の基本的な構造や臓器の働きなどがわかりやすく説明されています。自分のカラダの中にこんなものがあるなんて、しかも肉眼でみようと思っても簡単にみえるものでもないし、不思議な感じがします。

 

 

第2章 意外な真実!カラダの不調と腸の影響

 

この章では、便の状態から健康状態をチェックするときに、便の状態の図がわかりやい!

 

それ以外にも、「排便の基本的な流れ」、「便秘と下痢の仕組み」、「脳腸相関」のシステムなどが見てわかるような図説もあります。

 

最後には「不調と腸の関係」が説明されていて、便秘、下痢、食欲不振、肥満、肌荒れ、むくみ・冷え性、肩こり、不眠、慢性疲労過敏性腸症候群、花粉症、感染病、SIBO、がん、認知症、高血圧、動脈硬化、糖尿病などの症状と腸との関係がチャート式で一目でわかりやすく説明されています。

 

 

第3章 食べて改善!腸がよみがえる食生活

 

この章では、IBSやSIBOに効果がある低FODMAP食の説明があって、FODMAP用のNG&OK食品一覧表がまとまって見開きで掲載されているのでコピーして冷蔵庫に張っておいてもいいかも。また低FODMAPな食事の1週間レシピなどが紹介されています。

 

f:id:mitsu1973:20191010141640j:plain

 

 

第4章 毎日スッキリ!腸が整う生活習慣&運動・マッサージ

 

最後は、腸を整えるための、お風呂習慣や、睡眠、運動、自分でできる腸のマッサージなどが紹介されていまいた。

 

これまで食べてきたモノが今の自分のカラダを創り、運動や生活習慣が今の体質を決定していんですよね。

 

さわりだけ軽く紹介してきましたが、図が豊富なのでなかなか見ごたえのある本でもあるので、ぜひぜひ手に取って見てください。