思ったことを「メモ」にとっておく

主に読んだ本の備忘録として「本の抜き書き」と「思ったこと」を書きつづり、さらに本以外のことでも「メモしたこと」、「考えたこと」についてつづっているブログ

決算書の読み方勉強会@金融リテラシー向上シリーズ


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金融リテラシー向上シリーズ

先日のエントリ(金融リテラシの身につけ方@「勝間和代&竹川美奈子」講演会)で、金融リテラシーを身につけるための行動として、「長期戦となる英語と金融への取り組みは、触れる機会を意図的に増やすことで継続していくための仕組みが必要」と書いた。


そんな折、経理を本業としてしてきた友人のはるさんが私的勉強会で「決算書の読み方勉強会」という、ボクにとっては非常にありがたい勉強会を開いていただいた。


「金融リテラシー向上」の一環として、こういった勉強会や読書会には定期的に参加してシリーズ化していこうと思う。

「決算書の読み方強勉強会」
講 師:はるさん
売上が急増した会社のPLとBSを2年分見て、その理由を推理する


ちなみに、はるさんは以前も別の勉強会で決算書についてお話をされている。

簿記3級勉強会@KickOff的なー
http://d.hatena.ne.jp/mitsu1973/20090114/1231944893
「簿記を知らないと騙される!〜赤字会社を黒字にする方法」というタイトルで講師をやっている。


今回も、わかりやすく説明され、興味深く決算書が読めることに感動した。やはり本業でこだわってやってきた人の話は面白い。遠からず(理論だらけの話ではない)、近からず(素人ではない)の「決算書リテラシーのアドバイザ」としての優良タグを付けときたい。


決算書を読み解く

決算書(貸借対照表:B/S、損益計算書:P/L)が2期分用意されていて、はるさんが用意したレジュメを使いながら、原価や販管費といった数字をみていく。その会社がどうやってお金を集め、何に投資をして、いかに利益をあげたか。決算書からこういったことを読み取っていく。


以前、出た勉強会では説明を聞いて「ふ〜ん、そうなんだ」という飲み込み式で理解していたいが、簿記の勉強の賜物なのか、今回は「あー、これはアレのこと言っているのか、ふむふむ」といったイメージで理解できるうようになっていた。ちょっとは成長したか?


やはり、数字の意味がわかり読めるというのはおもしろいなーと思った。決算書の読み書き(書くは無理でも)ができると経営の視点、投資の視点からもいいのだと思う。また資金の調達から売上げと利益の仕組がわかってくると自分の会社のおかれている状況というのも客観的に見れると思う。家計においても一緒かもしれない。


勝手ながら、ぜひ継続的にこういった勉強会を続けてほしいと思う。日常的に決算書に触れたりすることのない人にとって、金融リテラシーを身に着けていくにはこういった半強制的な力(仕組み)が必要であるので(汗)。