昨日(3/3)の夜、商品の顔マーケティングで著名な嶋ひろゆきさんの勉強会に行ってきました。以前、本は読んでおりました。
- 作者: 嶋ひろゆき
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/09/04
- メディア: 単行本
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生の話を聞くのは初めてです。さらに今回の勉強会のテーマが、
「サラリーマン最強勉強会」
講演者:嶋ひろゆき
「人、モノ、金、情報が押し寄せる!! サラリーマン最強勉強会の作り方」
ということで、「最強勉強会の作り方」という他にはない面白いテーマでした。
嶋ひろゆきってナニモノ?
最初、嶋ひろゆきさんのおもしろい自己紹介がありました。大学を1浪2留にて卒業し、芸能プロダクションの入社面接で7人の役人の前で日本語ラップをうたい就職が決まったそうです。この会場でも日本語ラップを披露されておりました。こういった飛び道具があると確かによいですねー。その後、大塚製薬に身を移し、ソイジョイやスゴイダイズの商品開発を行い、ヘッドハンティングを受けてミツカンに就職されて今に至るそうです。さらにくわしくはコチラ
幸せになるには「正しい方法」を学ぶこと。
嶋さんいわく、さまざまな成功本は本質的に同じようなことを書いていて、それを集約した正しい方法があるといいます。その正しい方法は3つの原則にまとめられて、
- やりたいことをやる
- 世の中の役に立つ
- 前向きにとらえる
という3点でした。以下その3点について。
1.やりたいこをやる
- 夢中になれる(時間忘れてできる、寝なくてもOK)
- イメージが大事。明確で映像のようなイメージ。
- 強い分野でPDCAを回す。
- 強みをお客様に発射し続ける。
- お客様に喜んでもらいたい。
- 手帳に書いたことは実現した。
やはり潜在意識の活用と、それをどこまで具体的にイメージできるかということが重要ですね。そして、「強み」分野をPDCAによって強化するというのがボクの中では斬新でした。PDCAってなんとなくダメな部分を改善していくイメージであったのですが、強みをさらに強くすることもできるなーって思いました。
2.世の中の役にたつ→「ヒモカジ理論」
今回の勉強会の核となる部分といってもいいと思います。ここではヒモカジ理論なる考え方を説明されていました。
「ヒモカジ理論」とは
「人の役にたつこと」をすると、「ヒト・モノ・金・情報」となって帰ってくる。
これって、いわゆる経営資源というヤツですね。「ヒト・モノ・金・情報」の頭文字をとって「ヒ・モ・カ・ジ」、略して「ヒモカジ理論」です。
嶋さんは勉強会という場について、この「ヒモカジ理論」から
勉強会をやるということは、「ヒト・モノ・金・情報」を交換する場をつくるということ。
と説明されていました。なるほどナー。ここに参加してよかったと思った瞬間でした。この交換のサイクルのバランスが悪くなると、会社であれば経営破たんに繋がるし、勉強会としても続かないということになります。
3.前向きにとらえる
事象→解釈→行動→結果
事象は現実。あとは解釈で行動が変わり、結果もかわる。たしかにそうですね。事象に対して、悪く解釈するか良く解釈するかで最終的な結果が様々かわります。「解釈」が分岐点ということですね。その解釈を「悪く」→「良く」に変える方法についても言われておりました。事象の規模によってですが、
- (小)消しゴム:解釈を書き換える
- (中)許す:人間は弱いものだ
- (大)底の後は必ず上昇する:今が一番つらいとき
これらの解釈方法によって次の行動を変えることができるというわけです。