思ったことを「メモ」にとっておく

主に読んだ本の備忘録として「本の抜き書き」と「思ったこと」を書きつづり、さらに本以外のことでも「メモしたこと」、「考えたこと」についてつづっているブログ

Motivation3.0のレシピ・処方箋 @ 『DRiVE』原書読書会


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 TOEIC300点代のボクが無謀にもダニエル・ピンクの『DRiVE』を読んでおります。いや、人の力を借りて読んでおります。それで読書会という場をつくりました。今回で2回目なのですが、Part1、2を吹っ飛ばしてPart3を読みました。といってもPart3全てではなく一部です。このPart3「The Type I Toolkit」に書いていることが実践的で面白そうなのです。
 

Drive: The Surprising Truth About What Motivates Us

Drive: The Surprising Truth About What Motivates Us

 
 今回の読書会で読んだところの見出しは↓こんなのです。
 

Type I for Individuals: Nine Strategies for Awakening Your Motivation

 
 「Motivation(3.0)を上げるための9つの戦略」ってところでしょうか。アメとムチ的なモチベーションアップではなく、いかに自発的なモチベーションを上げていくかがテーマです。当然!?正確な訳ではありませんが、だいたいこんなことが書いてありました。
 

  • フロー(没頭して何かをしている状態)がどんなときに発生しているかを調べる
  • 自分自身のテーマを文章にしてみる
  • 毎日の改善を記録する
  • 大型の休暇ととってみる
  • 自己パフォーマンスレビューのススメ
  • 別の視点からの質問をしてみる
  • 熟達へのステップ
  • やる気カードをつくる
  • やる気ポスターをつくる

(詳細は読書会参加者である黒沢さんのブログが参考になります http://ameblo.jp/kurozawa/

 
 既に近いことをやっているのが何点かありました。自分自身のテーマを文章にしてみるとか、毎日の改善を記録するとか。あとは自己パフォーマンスレビューを毎日の改善記録に入れるとかもいいかもしれません。ちょっと試してみたいと思ったのが「フロー状態がどんなときに発生しているかを調べる」です。これって「強み」を見つけるときにも役立ちます。フロー状態のときは自分の「強み」が発揮されている可能性が非常に高いわけです。
 
 Motivation3.0を上げるための自分専用「レシピ」をつくることと、落ち込んでしまったときの「処方箋」をつくることにもかなり役立ちそうな内容でした。自身の「強み」を強化するためのプランニングにも加味すべき内容ですね。
 
 日本語版が6月あたりに出版予定らしいですが、『DRiVE』はもう少し読み進めていく予定です。