TOEIC300点代のボクが無謀にもダニエル・ピンクの『DRiVE』を読んでおります。いや、人の力を借りて読んでおります。それで読書会という場をつくりました。今回で2回目なのですが、Part1、2を吹っ飛ばしてPart3を読みました。といってもPart3全てではなく一部です。このPart3「The Type I Toolkit」に書いていることが実践的で面白そうなのです。
Drive: The Surprising Truth About What Motivates Us
- 作者: Daniel H. Pink
- 出版社/メーカー: Riverhead Books
- 発売日: 2009/12/29
- メディア: ハードカバー
- 購入: 2人 クリック: 21回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
今回の読書会で読んだところの見出しは↓こんなのです。
Type I for Individuals: Nine Strategies for Awakening Your Motivation
「Motivation(3.0)を上げるための9つの戦略」ってところでしょうか。アメとムチ的なモチベーションアップではなく、いかに自発的なモチベーションを上げていくかがテーマです。当然!?正確な訳ではありませんが、だいたいこんなことが書いてありました。
- フロー(没頭して何かをしている状態)がどんなときに発生しているかを調べる
- 自分自身のテーマを文章にしてみる
- 毎日の改善を記録する
- 大型の休暇ととってみる
- 自己パフォーマンスレビューのススメ
- 別の視点からの質問をしてみる
- 熟達へのステップ
- やる気カードをつくる
- やる気ポスターをつくる
(詳細は読書会参加者である黒沢さんのブログが参考になります http://ameblo.jp/kurozawa/ )
既に近いことをやっているのが何点かありました。自分自身のテーマを文章にしてみるとか、毎日の改善を記録するとか。あとは自己パフォーマンスレビューを毎日の改善記録に入れるとかもいいかもしれません。ちょっと試してみたいと思ったのが「フロー状態がどんなときに発生しているかを調べる」です。これって「強み」を見つけるときにも役立ちます。フロー状態のときは自分の「強み」が発揮されている可能性が非常に高いわけです。
Motivation3.0を上げるための自分専用「レシピ」をつくることと、落ち込んでしまったときの「処方箋」をつくることにもかなり役立ちそうな内容でした。自身の「強み」を強化するためのプランニングにも加味すべき内容ですね。
日本語版が6月あたりに出版予定らしいですが、『DRiVE』はもう少し読み進めていく予定です。