思ったことを「メモ」にとっておく

主に読んだ本の備忘録として「本の抜き書き」と「思ったこと」を書きつづり、さらに本以外のことでも「メモしたこと」、「考えたこと」についてつづっているブログ

圧倒的な練習 @ 『スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン』


スポンサードリンク

更新日:2021年2月23日
投稿日:2010年10月1日
  


5分の「プレゼンテーション」にどれくらいの準備をしますか?
 

ボクの場合、2〜3日かけて資料を作って、前日に一通り練習して、あとは本番を迎えるのみ。


そして、その結果……「プレゼン上手だね!」なんてことは一度も言われたことはありません(汗)!


プレゼンがとびっきり上手なことで有名な人の中に、あの「スティーブ・ジョブズ」がいます。今は亡きジョブズですが、Youtube上でその姿をみることができます。
 


初代「iPhone」を発表するときのジョブズのプレゼンがめっちゃ秀逸なのです。
もはや伝説のプレゼンです。
 


 

見ていると、引き込まれるし、次の展開はどうなるのか気になるし、なんといっても面白い!
 

どうやったらこんなプレゼンができるのか?


この本によると、凡人のボクも近づけることはできるようです。
 

『スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン』カーマイン・ガロン著

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

 

「18の法則」としてプレゼン方法について整理されています。
細かい内容な紹介しきれないのでここには記しませんが、ボクがとくに興味をもった内容を紹介します。
 


ある商品のプレゼンを準備するときは、
 

  • ジョブズは何週間も前に準備を始める。
  • しゃべる予定の製品や技術について勉強する。
  • ある製品のデモは5分間であったが、チームはその準備に数百時間を費やした。
  • ジョブズのリハーサルは丸2日。
  • 本番前日には、緻密に仕上げた構成に従って本番とまったく同じリハーサルを1回2回行う。

 


こんな感じで本番に臨んでいるのです。


もう、準備の段階からして、本気度がぜんぜん違います。
 

ジョブズは自信を持って気楽にプレゼンテーションをしているように見える。少なくとも聴衆にはそう見える。その秘訣は・・・・何時間もの練習にある。いや、正確に言おう。一日何時間もの練習を何日も何日もするからだ。

 


この圧倒的な練習量とこだわりが、人々を魅了する素晴らしいプレゼンを成し遂げているのだなーと思います。


事前の準備と、かなりの練習量。
プレゼンを成功させるためにはこのような見えない努力が必要ですね。