更新日:2021年3月24日 (投稿日:2010年3月24日)
ボクは仕事でネットを使うことが多い。気づくとメールをチェックしたり、LINEや、Twitter、Instagramの通知をみてしまう。
パソコンよりも、持ち運びが劇的にラクちんなスマートフォンがネット利用に拍車をかけている。通知を切っておかないと、2~3分おきに様々なアプリの通知がスマホを震わせる。
そんなことよりも、仕事のための本を読むとか、既存事業のサービスを改善するとか、大事なことがある。しかも、これを行うには集中できるまとまった時間が必要だ。
ネットを断ち、「オフ」ラインで集中して仕事をする時間が必要だ。特にフリーランスで仕事をするようになってからはなおさらである。
オフラインで仕事に専念するときにお役立ちの本がこれである。
『減らす技術 The Power of LESS』レオ・バボータ著
この本の中から、インターネット利用について言及されているところをいくつかご紹介。
■オフラインで仕事をするコツ
- インターネットでのリサーチは、先にまとめてやる
- 気が散る原因になるものも、すべてかたづけておく。
- 時間を決めてタイマーをセットしよう。その間は真剣に集中する。
- インターネットが必要な用事を途中で思い出したら、メモだけとって後でやる。
- 「オフライン時間」を毎日持とう。「オフライン日」を決めるのもいい。
- タスクを達成したら、ごほうびに好きなサイトへ行って楽しもう。
このように、時間を決めてしまうのは有効なやり方だ。時間割をつくってその間はネット断ちして集中する。
さらには、気が散るような要素をあらかじめ排除しておくことが大事だ。やはりスマホが一番気が散る要因となっている気がする。
こんなモノまで出ている。
しかも、けっこう売れているようだ。 やはり需要があるのだろう。
いっそのことインターネットの接続を切ってしまって、ひたすら自分の本来必要な時間に全エネルギーを注げばいい。以前「ひとり合宿」を行ったが、このときもケータイ電源は切って、ネットにも一切繋げなかった。これは、やってみてよかったことの一つだ。
ネットにつながっていると、数分たつと、「気になる」誘惑に駆られる。そのたびに、すぐにその誘惑に乗ってしまいインターネットをつかってしまうと、集中力が持続できず、結果として生産性の低い活動でおわってしまう。
『減らす技術』には、メールで作業が中断しないように次にように記してあった。
- 1日のチェック回数を決める(2回程度)
- 最適な時間帯を決める
- 朝一番にEメールを見てはいけない
- メールアラートを切る
まあまあ、至極当たり前なことが書いてある。ネット利用時間を減らせるかどうかは、このことを徹底してできるかどうかにかかっている。
■まとめ
メールに限らず、LINE、Twitter、購読ブログなどのSNSも同様に、チェック回数を決め、利用時間を決めた方がよさそうだ。
あさイチでやることは、メールチェックなどではなく、ToDoListを作成、またはチェックすることだ。
まとまった時間をつくり、その間、集中してそのことに没頭することで仕事はすすみ、精神までも安定する。
タイムロッキングコンテナ、買おうかな……