思ったことを「メモ」にとっておく

主に読んだ本の備忘録として「本の抜き書き」と「思ったこと」を書きつづり、さらに本以外のことでも「メモしたこと」、「考えたこと」についてつづっているブログ

自分がフリーターであったことに気づく@『AERA』勝間和代総特集


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またもや勝間さんネタです。ただ初めて、このブログで「雑誌」を扱います。昨日(2008年12月15日)発売されたアエラでは『勝間和代「生き方戦略」』として特集が組まれています

表紙からしやる気満々です。↓


そして、「表紙の人」を読むと、

2008年、カツマカズヨが日本を席捲した。AERA編集部は総力を挙げて徹底解剖する。

スゲー、総力取材だ。

目次をみても


こんな具合です。

・<予測> 「勝間和代の'90年『生き方』戦略」
マイノリティ大逆襲の年、「私はこう動く、あなたはどうする」


・<教訓> 「結婚と出産は成長の最大チャンス」


・<支持者> 「閉塞感を打破する勝間力」
三毒」追放に共感、ロスジェネを中心にカツマー現象


・<議論> 「福岡伸一対談『効率と非効率のあいだ』」

興味を引かれる内容ばかりです。「三毒」追放に共感とかタイトルの付け方も面白いです。

2009年勝間予想マインドマップ

圧巻なのが、2009年勝間予想がマインドマップで書かれているところです。読み応え、見ごたえありです。


この記事の佐藤優さんのコメントが印象深い。

(勝間さんは)いまの競争社会における成功者でしょう。しかし、この競争を修正したいと思っていて、読者の顔を思い浮かべながら本を書いている。典型的な『ノブレス・オブリージュ』を感じます。そこに期待が集まっている

知ってしまった、経験したモノの責任が感じられるます。無責任さを感じる時代にあって、勝間さんの発言は『勝間和代の日本を変えよう』に見られるように、高い志と社会的な責任を果たしていこうというものを感じます。そこも勝間さんが光る要素なんですよね。

他にも気になったところをあげると・・・

■働くのはこう変わる--マイノリティ大逆襲が始まる

派遣社員だけではなく、正社員ギリも進んでいます。来年は早期定年制や退職パッケージの導入が進み、終身雇用制の崩壊が加速すると思います。


■収入の8割で

ボーナスを入れない定収入の8割で暮らすことを習慣化しましょう。給料や会社もいつなくなるかわからない時代ですから。

今、我が家では8割ではなく6割に挑戦中。6割生活費、2割投資、2割貯蓄。どんどんケチになっていきます。


■7時間睡眠

体調を崩す原因の大半は過労です。
寝る時間と運動する時間を最優先で確保して、その合間に働くようにしました。

6時間睡眠の確保すら難しい。通勤時間を考えると7時間睡眠にするには移動がもっとよいところへ引っ越しするか?

総力取材ゆえか、取材は勝間本に共感し、影響を受けた者たににも及ぶ。


閉塞感を打破する勝間力
レールなき時代だからカツマー
上司がくれなかった「答え」が、勝間本には載っていた。何をすべきかわからない自分の背中を、押してくれた。ロスジェネを中心にそんな支持が広がる。


この取材にボクも協力することとなり、少しばかり掲載されました。カツマーとして、取材に協力できたことが光栄です。内容としては、大学卒業後から勝間本と出会い、どうなっていったのかということでした。1時間弱の取材でしたが、記事になるときちんとまとまるものなんだなーって思いました。


ただ、記事を読むと「スタートはフリーターだった」と書いてあって、「あれ?」という違和感を覚えました。「卒業後、某新聞社で組版のオペレーターのバイトと夜は塾講師のバイトを1年半やっていました。特定の会社に入るなんて考えはなかったです」と言ったことが要約されて「スタートはフリーターだった」となったのでしょう。


ボクの中では、フリーターという認識がぜんぜんなく、人に言われて(書かれて)、ああ、たしかにこれはフリーターだと思いました。次への準備期間という意識が強くてフリーターという認識がなかったのだと思います。あの時代のボクはフリーターであったことにおおよそ10年後気づきました。渦中にいるときにはそんなこと気づきもしないのかも。


三毒追放シャツも

友達数人で三毒追放Tシャツを作り、撮ったときの写真を友達が同じく取材を受けた際に提供した写真が掲載されました。

これはもともと別の本の撮影で、ウケ狙いで作ったTシャツですが思いの外、まわりからの反応がよかったです。この写真が本当に掲載されるとは思ってもみなかったですが、やはりカツマーつながりの友人と一緒に撮った写真が掲載されるのはとてもうれしいものです。