先週発売された勝間和代著『断る力』の刊行記念講演会へ行ってきました。最近、カツマー関係のイベントが続いてそこで知り合った方々とも再びお会いできました。
第51回 紀伊國屋サザンセミナー
『断る力』刊行記念
勝間和代講演会&サイン会
「断る力」をつける----私の人生が変わった瞬間
写真がないのが残念ですが、ご本人云く「コスプレ」でご登場されました。この本の背表紙とまったく同じです。このことを一緒に参加した友人が「今日はこれと同じ格好でくるんじゃない?」って見事に当てておりました!
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/02/19
- メディア: 新書
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本のタイトルからしてズバーっとくるテーマです。日本人が苦手とする感覚ではないでしょうか。勝間さんご自身の経験から「断る」で何が分かるのか、また得られるかの。そのことについて語られた60分間でした。仕事上で断ることならよくやっています(^_^;)。でもそれは感情的なものが大半です。ココで語られた「断る」とはかなり質が異なります。
「断る力」は「決断力」に近い
『断る力』の「断」とは決断の「断」です。
と、勝間さんは言っておりました。「断る力」とは、「やるか、やらないないか」を決めるとき、それが自分の「強み」を強化するものであればやることを決断し、そうでなければ「断る」ことになります。「判断するための軸」があることが前提でもあるように思います。この「判断するための軸」をいかに作るかが重要だと思いました。
「断る」には軸がいる。
断る力とは、自分で主体性をもって、時間の使い方をリードし、決断をしていくこと。
断るかどうかを「判断するための軸」が必要です。その軸とは「強み」そのものだと思いました。GIVEの5乗となるような価値提供ができる「強み」ということになります。だから「強み」をはっきりさせてそれをどんどん磨くことです。
「強み」をさらに磨くための「断る力」
自分の人生は、自分でしかきめられない。自分が一番、自分のことを考えることができる。自分の揺ぎない軸を持つ。幸福になるために自分の得意なことができるよう、時間配分をいつも考え抜く。
その強みも自分で見つけるしかなさそうです。他人の評価は参考程度にといったところでしょうか。ストレングスファインダーといった客観的なテストも活用しながら自分の強みを見い出し、スキルを棚卸して、「ここぞ」ということろに徹底的に時間も金も投資することで「強み」を磨いていくことになります。
さあ、自分は何の「強み」を磨ききるか、そのために他のことを「断る」ことができるのか。もういちど、好き嫌いを置いといて、自分のスキルや「強み」を棚卸して、本当の「断る力」を身につけようとおもいます。