動けば変わり、動かなければ何も変わらない。
12月16日に紀伊国屋ホールで勝間和代さんの『起きていることはすべて正しい』の出版記念講演会が開催されました。
起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/11/29
- メディア: 単行本
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講演会で勝間さんは「変わるためにはまず行動する」という趣旨のことを言われておりました。そして、「行動しない人」の趣向として、
行動しない人は失敗しないことに味をしめた人です。
と言われておりました。たしかに何もしなければ「失敗」はありません。しかし「成功」もありません。行動がないのでいずれの結果も出ないからですね。何らかの目的があって、その目的を達成するために行動します。行動すると必ず何らかの「結果」が出るわけです。その「結果」が「成功」ならその行動をより「強化する」ように無意識に刷り込まれ、それが「失敗」ならその行動を「回避する」ように無意識に刷り込まれていきます。
行動しないと学習のチャンスが無くなる
失敗感が強いと、「回避」が多くなり結果的に動きそのものをしないようになってきます。そもそも何もしなければ「失敗」に伴う痛みは回避できるということです。それに味をしめてしまうと、行動しない人になるのかもしれません。
しかし、ここで「回避する」のではなく、前向きに「学習」すればよいのですよね。学習することで、成功へするための道筋を見出すこともできるのだと思います。行動しないということは、そういった「学習」の機会損失を招いているようなものだと思います。眼前に様々なチャンスがあるのに、それをじーっとみていて何もしない。これはモッタイない。
成功したことは強化し、失敗したことは分析して学習し経験となる。
そのためにも「三毒追放」!
「失敗」を次への「成功」へ活かすべく、自分の滋養として学習できるようにしたいです。失敗したときって「三毒」(妬む・怒る・愚痴る)まみれになっているので、冷静に分析できないし、さっさと忘れようとします。そこで先ずは「三毒追放」。これが無意識レベルでできるように身体に刷り込んでいく必要があります。でもって「失敗」を忘れずに分析をする。三毒追放ができれば自ずと冷静になれそうです。クセにするしかないだろうなー。そうすれば「失敗」にも意義が生まれ価値になります。「成功」は嬉しいし、「失敗」しても学べる価値がある。そういう思考のクセをつければ行動しやすくなるように思います。
成功する人は決断がはやい。失敗する人は理由をつけて先延ばしにする。