モノや情報が溢れている時代ですが、特にインターネットというメディアが普及したことによって情報量はさらに増えたと思います。サイト、ブログ、SNS、それに最近ではTwitterが加わり、さらに情報が溢れるようになりました。
情報を発信する敷居がTwitterでさらに低くなり、情報発信量はどんどん増えていきます。一方でより多くの情報にアクセスすることもできるようになりました。情報リテラシーがままならない状態で多くの情報に触れることで情報の洪水におぼれがちです。ストレングスファインでー「収集心」の資質を持つボクは、けっこうヤバイです。すぐに情報過多になっているのです。
『情報は「整理」しないで捨てなさい』奥野宣之
- 作者: 奥野宣之
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2009/12/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本のタイトルにあるように、自分にとって要らない情報は、そもそも整理前に捨てなければなりません。この本の趣旨も極めて明確です。
自分にとって要らない部分を捨て去り、要る部分だけを拾う
自分にとって、本当に必要な情報って案外少ないものです。要らないものまで集めすぎないようにするためには、自分なりの戦略が確かに必要かも。この本では「戦略的インプット」として情報を持つ入り口で捨てることを推奨しています。
- 目をつくる(アンテナを張っておく)
- 広く情報に触れる(なんでも拾ってみる。本、雑誌、新聞、テレビ、有名ブログ、サイト)
- 使えるかを判断する(1.新旧、2.正確性、3.加工度、4.発信源、5.希少性、6.再現性、7.効率性、8.インパクト、9.コスト)
- 捨てる・拾う(実際の行動)
フォトリーディングでは、読む前にこの本から「何を得たいのか」という目的をはっきりと定めて情報を取捨選択します。ここでいう「目をつくる」というのはそいうった自分にとっての目的を指し示すアンテナを張っておくということだと思いました。
その上で情報の大海に飛び込んで、アンテナにひっかかるものを拾って、拾った瞬間に使用価値判断をバシバシ下していく、といった戦略ですかね。
どこまで拾ったものをささっと捨てれるかわかりませんが、少なくともアンテナをしっかりはることで情報に溺れてしまうことは減りそうですね^^ あとは勇気を持って捨てるのみ!