思ったことを「メモ」にとっておく

主に読んだ本の備忘録として「本の抜き書き」と「思ったこと」を書きつづり、さらに本以外のことでも「メモしたこと」、「考えたこと」についてつづっているブログ

珠玉の1冊と出会うために@『超速読力』齋藤孝


スポンサードリンク

 

なんのために速読するのか?

 

膨大な本の中から、珠玉の1冊と出会うため。

 

f:id:mitsu1973:20190926222140j:plain

Free-PhotosによるPixabayからの画像

時間は極めて有限で、減っていくのみ。だから、ちんたら読んでいたら、珠玉の1冊に出会いないかもしれない。

 

とはいっても、読んでいる本の中身はそれなりにおさえておきたい。そのためにも由緒正しい?速読はかなり有効だと思う。

 

今回は齋藤孝先生の『超速読力』からヒントを多数頂きましたので以下ご紹介。

 

 

超速読力 (ちくま新書)

超速読力 (ちくま新書)

 

 

 

速読ならぬ「超」速読力って??

 

 

それは、

 

超速読力 = 瞬間的に読む力 + コメントする力

 

ということ。

 

また、読み方にも大きく2種類あって、それは、

 

農耕型読書:最初から1行ずつ1ページずつ、丹念に読んでいく

狩猟型読書:目に入った獲物を瞬間的につかまえるように読んでいく

 

に分けることができる。そして、この「瞬間的に読む力」というのは、「狩猟型読書」の読み方をする力ということになります。

 

 この「狩猟型読書」って、WEBサイトの記事を読むときに自然とそれをやっているかもしれません。膨大なサイトから必要な情報だけを急ぎゲットするには、キーワードを拾って読んでいくようにする読み方です。

 

本はWEBサイト以上にまとまった情報が詰め込まれていて、ある意味、冗長でもありますよね。だから、読み手にとって本当に必要な情報を得るために、いろんなやり方が紹介されていました。

 

文章の9割はいらない、と割り切ろう。

 

文章の読み手としての断捨離です。大半の本は、全部一字一句読んだとしても、本当に必要な情報はそんなにないというのが実情です。だったら9割捨てちゃう。

 

どこが重要かわからないときは、ときめくものを持ち帰ろう。

 

こんまりさんの「ときめき」は文章の中でも使えますね! 

 

「はじめに」、目次、小見出しをパラ見し、線を引きながら読む。

 

線を引きながら読んだほうが、格段に頭に入りますし、最後までちゃんと読み切れることが多いのです。

 

これは、結構重要。「はじめに」「目次」「おわりに」、「最後の解説」はその本の概要を知る上でも役立ちます。ボクも、小見出しなどをパラパラみながら、自分で設定したキーワードにひっかかるところを線を引きまくります。

 

 

知識量を増やせ!知っていれば読むスピードが速くなる。

 

同じような分野で、別の人が書いたものを3冊、5冊と読んでいくことをおすすめします。そうすれば知識がおおよそ身について、どんどん読むのが速くなっていきます。

 

知識があるので、次の本を読むのが速い。しかも本を読み慣れているので、大事なところを見つけるのが速いのです。

 

 やっぱり、前提となる知識があると、その本をより速く読めます。既知の言葉や概念は認識にかかる時間を節約し、より素早く情報を処理できます。

 

だから、はじめての分野の本は、入門書で図が入っていて、わかりやすくて本がよいですね。そうすれば、その分野の基本概念・知識を理解するコストを低減することができます。

 

他にもいろいろと面白い「読み方」が紹介されていました。興味ある方は手にとって齋藤孝のこの本をご覧になってください。

 

超速読力 (ちくま新書)

超速読力 (ちくま新書)

 

 

超速読するのは、珠玉の1冊を見つけるためです。その珠玉の1冊は、精読して、なんども繰り返し読み込み自分の血となり肉としていくような本です。

 

そのためにも、これからも、どんどん、どんどん本を読んでいきますよ~!