ある人からこんな質問を受けました。
「強み」と「才能」はどう違うのか。
いろいろと解釈はあると思うけど、『さあ、才能に目覚めよう』からまとめるとざっとこんな具合です。
強み = 才能 × 知識 × 技術
それぞれみると、
- 才能:無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターンである。
- 知識:学習と経験によって知りえた真理と教訓である。
- 技術:行動のための手段である。
と、あります。この中でも最も重要なのは「才能」といいます。それは「知識」「技術」は学習と経験によって後天的に身に付けることができるけど、「才能」は10代半ばまでに先天的に決まってしまうからです。
ただやみくもに知識や技術を積極的に身に付けても、それが「強み」となる可能性は高くはない。自身の才能がどこにあるのか、それを見定めて、その上に「知識」と「技術」を身に付けるから飛躍的な成長があるといいます。その他大勢から一歩抜きん出ることにもつながりそうです。
自分自身に投資できる時間は有限です。無限ではありません。その有限な時間とエネルギーを何に使うのか? それは「強み」となることに使っていきたいです。本や雑誌に煽られてやたらめったら知識や技術を身に付けても、自分自身を活かすという面からみたらあまり意味はなさそうです。
自分にとって何が大事なことなのか。どんな才能があるのか。「急がば回れ」といいます。まずは「才能」の自覚が先決だと思うのです。コレを逆にしてボクはかなり遠回りをしておりますので(汗)・・・。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
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